今回、ずっと作りたかった初心者向けのJava学習サイトを、AIにサポートしてもらいながらリリースしました。
この記事では、作った感想や開発を通して感じたことなどを3部に分けて書いていきたいと思います。
- 作ったきっかけとコンセプト
- AI開発の過程
- 感想とリリース後について
なぜJava学習サイトを作ったのか
Javaを使ってWebアプリケーションを開発するようになって、気づけば7年ほど経ちました。
これまで仕事では、JavaやSpring Bootを使った開発を中心に、認証まわりの実装やAPI開発など、さまざまな経験をしてきました。
そんな中で、ずっともやもやしていたことがあります。
「Javaを勉強したい人にとって、最初の一歩は意外と難しいのではないか」
そこで今回、プログラミング初心者に向けて、個人開発でJavaの学習サイトを作ってみることにしました。
自分がJavaを学び始めた頃
私自身、当時新卒で入ったIT企業の研修でJavaを学び始めました。
プログラミング経験がほとんどない状態で研修のテキストを渡され、外部講師を呼んで同期と一緒にJavaを学んでいたのが懐かしいです。
Javaを学び始めて感じたのが、
「コードを見せられても、そもそも何をしているのか分からない」
ということでした。
コードの書き方を説明されても、理屈から入りたい私は、その前に「このコードは何をするためのものなのか」を理解したい。
そんなことを思いながら勉強していた記憶があります。
もちろん、プログラミングを学ぶ以上、最終的には自分でコードを書く必要があります。
ただ、最初からコードを書いて覚えるのではなく、
「これは何をするものなのか」
「なぜこれが必要なのか」
ということを一つずつ理解してからコードを見る。
そのあとに自分でコードを書いて動かしてみる。
そんな学び方があってもいいのではないかと思いました。
もちろん、参考書ではそういった内容を扱っているものもたくさんあります。
それでもWebサイトで作りたかったのは、
- どこでも開ける
- 堅苦しくない
- 学習の達成感を感じられる
そんな学習体験ができるサイトです。
こんなJava学習サイトがあったら
もし自分がプログラミング未経験の状態でJavaを始めるなら、どんなサイトがあったら嬉しいだろう。
そう考えながら、今回のサイトを作り始めました。
対象にしたのは、プログラミング初心者です。
知識ゼロの状態からでも、Javaやプログラミングの基本を理解できるサイトを目指しました。
Javaを学ぶために、最初から難しいコードを書く必要はない。
まずは、
- プログラムとは何か
- Javaとは何か
- 変数とは何か
- 条件分岐とは何か
- 繰り返しとは何か
- メソッドとは何か
- クラスとは何か
といった、プログラミングに共通する基本的なことから、一つずつ理解していく。
そして、プログラミングに対して少しずつ慣れていく。
そんなサイトを目指しました。
「読むだけ」でJavaを学ぶ
今回のサイトで一番大きな特徴は、自分でプログラミングを書かなくても学習できることです。
プログラミング学習というと、コードを書きながら進める教材が多いと思います。
それ自体はもちろん大切です。
ただ、プログラミング未経験者にとっては、コードを書く以前に理解しなければならないことがたくさんあります。
そこで、このサイトではまず「知ること」を重視しました。
コードを書く前に、
「これは何なのか」
「何のために使うのか」
を理解する。
そのうえで、実際にコードを書いてみる。
そんな順番でもいいのではないかと考えています。
そして、もう一つ意識したのが、スマートフォンでも見やすいサイトにすることです。
通勤中などのちょっとした時間に学習できれば、忙しい新人でも続けやすいのではないかと思いました。
新人の頃は業務で覚えることも多く、まとまった勉強時間を取るのが難しいこともあります。
だからこそ、通勤時間などのちょっとした時間にスマートフォンで開いて、少しずつ学習できるサイトを目指しました。
難しそうに見えないサイトにしたかった
内容だけではなく、サイトの見た目にもこだわりました。
プログラミングというと、どうしても「難しそう」「エンジニア向け」というイメージがあります。
そこで、できるだけ親しみやすいデザインにしています。
文章も、できるだけ難しい言葉を使わないようにしました。
プログラミング初心者がサイトを開いたときに、
「なんだか難しそうだな」
ではなく、
「これなら読めそう」
と思ってもらえることを意識しています。
まだまだ改善できるところはありますが、まずは自分が考えていた形をサイトとして公開することができました。
作っているうちに思い出したこと
サイトを作るときには、
「どう説明したら初心者にも分かりやすいだろう?」
と何度も考えました。
そうしているうちに、自分がJavaを学び始めた頃のことを思い出すようになりました。
- 当時は何が分からなかったのか
- どこでつまずいたのか
- どんな説明なら理解できたのか
普段はJavaが日常になってしまい、当たり前のように使っているので、忘れていた感覚でした。
初心者向けのサイトを作ることで、改めて初心者だった頃の自分を思い出せたのは、今回の開発で印象に残っていることの一つです。
Javaを好きな人が増えたらうれしい
このサイトを作った理由は、Javaの知識をまとめて公開したかったからだけではありません。
Javaを好きな人を増やしたい。
これが、このサイトを作るうえで一番大きな思いです。
自分も最初は分からないことだらけでした。
それでも、一つずつ理解していくことで、Javaを使ってWebアプリケーションを作れるようになりました。
だからこそ、最初の段階で「難しい」と感じてしまう人に、少しでもJavaを身近に感じてもらいたい。
「Javaって意外と面白いかも」
「もう少しやってみよう」
そう思ってもらえる人が増えたらいいなと思っています。
また、個人的にはJavaを理解することは、他のプログラミング言語を学ぶときにも役立つと考えています。
Javaは、良くも悪くもルールがしっかりしている言語です。
そのため、Javaを通してプログラミングの基本的な考え方を身につけることは、きれいなコードを書くための第一歩にもなると思っています。
そのための最初の入り口として、今回このサイトを作りました。
まずは一度、作ってみる
今回、ずっと作りたかったものを実際に形にして、公開するところまで進めることができました。
その大きな要因の一つが、AIにコーディング面をサポートしてもらえたことです。
以前であれば、サイトを作るだけでもかなりの時間がかかっていたと思います。
AIを使うことで、コーディングだけではなく、「どうすれば初心者にとって分かりやすいサイトになるか」 を考えることに時間を使えるようになりました。
次回は、実際にこのサイトを AIにサポートしてもらいながら開発してみて感じたことについて書いていきます。
