概要
CentOS6.5 では service network restart
を行うと既に付与されている IP に対して下記のようなメッセージが出力されてしまう。
Bringing up interface eth0: Determining if ip address 10.0.0.1 is already in use for device eth0...
[ OK ]
Bringing up interface eth1: Determining if ip address 172.16.0.1 is already in use for device eth1...
[ OK ]
もし、既に使っているなら確認してね。
というメッセージらしいです。
特に問題はないのですが、毎回メッセージが出てくるのも気持ちが悪いのでメッセージを出力しないように変更してみます。
解決方法
対象のインターフェース設定ファイルに下記を追加する。
ARPCHECK=no
この ARPCHECK=no
ですが文字通り ARP を check しないということなので万が一、IP を重複させてしまった場合でも network restart 時にフェールセーフが働きエラー終了となりません。
なので ARPCHECK=no
を設定する際は十分に気をつけた上で反映することをおすすめします。
ちなみに ifcfg-ethX
の設定パラメータの doc ファイルは下記に置かれています。
/usr/share/doc/initscripts-9.03.40/sysconfig.txt
今回の ARPCHECK
の項目を引用しておくと
ARPCHECKn=yes|no
If set to 'no', ifup will not try to determine,
if requested ip address is used by other machine in network.
Defaults to 'yes'.
ということで default
だと有効になっているとのことなので明示的に ARPCHECK=no
が必要なようです。
これが根本解決なのかは不明ですが、メッセージ抑止の方法でした。
その他の解決方法をご存知の方はお知らせ頂けると幸いです。