本件、ようやく解決したので簡潔に書きます。
何時間経ってもサムネイルデータ(クラウドのダウンロードアイコンが表示されている状態)にもならなかったので、AppleのCSとバトルした結果、解決に至らず、海外のAppleのサポートコミュニティで見つけた解決方法をベースに対処したら戻りました。
Montreyで昨年10月から起きている不具合ぽいです。
たぶん、プライベートリレーというベータ機能が悪さをしているのではないかと
思っているのですが、CSが開発側にログ提供などをしっかり行わないため、本国の開発者が認識していないのではないか?と思われます。
これについて、エスカレーションルートをお持ちの方は是非、何とかして伝えてほしいと思います。
書き込みを読むと、海外のiCloud CSも日本と同じ雑な対応をしていました。
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同期がなされない場合は、リカバリーインストールが必要です。
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膨大なデータをシンクさせるには以下の条件が必要です。
- 安定的で潤沢な高速ネットワーク(できれば有線が望ましい)
- 潤沢な時間(寝てる間が望ましい)
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iCloudのサインアウト/サインイン
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DHCPのリフレッシュ
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プライベートリレーのオン/オフ
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iCloud ドライブのデスクトップと書類フラグをチェック
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先に写真が同期されていることを確認
- 確認できればシンクはされる
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iCloud.comのアカウントを見た時、自分のアイコン設定するところがあるが、表示されないのはバグだと認めているので、グレーアウトしていても気にしない。
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画面下の同期されている端末のMacのアイコンだけグレーアウトしているが、Payマークがひょうじされていれば同期できているので、問題ない。(バグだと認めなかったが、端末側ではきちんと色のついたアイコンなのでバグである)
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同期されるまで最低15分かかるとあったが、多分、GoogleDriveなどと違って、操作をしていても同期をするタイプではなく、操作をしていない状態で○○分後という条件がついている可能性があり、寝静ず待ってからそっとやるという仕様の可能性がある。
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そして、これらの同期条件はCSにも開示されていないため、顧客は不安しかない。
ということで、Appleの意味のない秘密主義のおかげでいらん時間を使いましたが、本問題が出た場合は再度入り直して、夜間に放置しておけば何とかなる、です。
めんどくさ。
追伸
ちなみに、リカバリーしている時にDL用のCDNを参照しているのですが、どうも1stチョイスが、172から始まるIPを参照してエラーを10回リトライしてからCDNにアクセスしているので、ローカルでやっていた時のまま出荷している可能性が高く、非常に品質が12.1に関してはやばいなと思いました。
参考文献
Apple Community Support: iCloud Drive not syncing with 2021 M1 Pro MacBook Pro