IBM MTM 2019 接続まとめ
はじめに
IBM MTM 2019 Learning Systemを始めたものの、環境が毎回行方不明になるため、わからなくならないようにメモします。
IBM MTMとは?
IBMが毎年開催している学生向けにメインフレームに親しんでもらおうというイベント(コンテスト)です。
日本IBMではメインフレーム・コンテストと呼んでいるようです。
WWではMaster the Mainframe と呼んでいます。
本来は学生がメインフレームに触る機会を提供する場ですが、社会人にもLearning System として環境が提供されています。
IBM MTMで習得できること
メインフレームにおけるファイル操作や簡単なスクリプトを学びます。
わかる人向けにいうと、3270端末エミュレータを利用した接続(黒画面、グリーンスクリーン)を使用してTSO,USSの操作を行い、EBCDICの作りや数字の表し方(パック十進数),REXXコーディングなどを行います。
なお、Part Two, Part Three を修了すると、IBMからデジタルバッジがもらえます。
IBM MTMでできること
本来のコンテスト向け課題に挑戦してみるのももちろんですが、かなり自由にシステムが触れるので社会人も「ちょっと動きを確かめる」ことができます。
もちろんSYS1.やRACF、DB2などの基盤部分は触れませんHMCもダメですが、2019/10時点でz/OS V2R3なのでほぼ最新環境が楽しめます。
また、システムパラメタなどを眺めてIBMのお手本構成(たぶん)を堪能することができます。
IBM MTM Learning System への登録
Master the Mainframe Learning System Registrationで登録します。
登録から2~3日すると、メールでユーザIDなどのお知らせが来ます。
IBM MTM 2019 のweb(課題などが記載されているweb)
Welcome to the 2019 Master the Mainframe Challenge
です。
メインフレームをご存知の方はざっと課題を眺めるとホホウという感じで面白いと思います。
IBM MTM 2019 の接続先(TN3270)
IPアドレス:192.86.32.91
TCPポート番号:23
~~~
ユーザ名、初期パスワードはIBMからのお知らせメールに記載されています。
参考になるweb
純粋にコンテストをクリアすることを目指すならKevin's coding blogがとても参考になります。
あとは「メインフレーム・コンピューター」で遊ぼうや、もちろんIBMマニュアルを読みましょう。