欲しいのになぜかない一括削除ボタン。
１つ１つポチポチと消したくないので実装してみました。

Classicの時と同じ手法が使えるか

ClassicではJavaScriptカスタムボタンを作成して一括削除することができたみたいですが、残念ながらLightningには対応していませんでした。

念の為作成してリストビューに配置してみましたが、Classicでは表示されるもののLightningではボタン自体が表示されませんでした。

「Mass Delete」を利用する

同名の古いアプリもあるので注意してください。

インストールすると下記のOBJに削除ボタン（Mass Delete）が作成されます。

あとはボタンを配置すれば使用可能です。
削除したいレコードを選択してMass Deleteボタンを押します。

VFの確認画面に遷移します。

削除ボタンを押すと選択したレコードが削除されました。

とはいえこのままだと上記の標準OBJしか使えず、ボタンや確認画面の表記も英語のままなので修正します。
未管理パッケージをイジることになるので気をつけてください。

[インストール済みパッケージ]-[Lightning Mass Delete]-[コンポーネントを表示]から中身を確認できます。
これを基に追加・編集します。

中身をコピーして編集してください。
特にこだわりがなければstandardControllerや文言の修正だけでOKです。

中身のボタンを参考に作成してください。

削除＆日本語化がカスタムOBJでできました。

一部VFの作成や編集が必要なものの、簡単な変更なのでコードを書いたことがない方でも一括削除を実装できそうですね。

今回の方法以外にVFからフローに値を渡して処理するなどもできるので、そっちで実装するのもありだと思います。