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村中仁斗(むらなかまさと)|IT未経験から基本情報技術者試験(FE)に3回目で合格した6ヶ月間の記録

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こんにちは!村中仁斗(むらなかまさと)です。

私は2026年3月15日、基本情報技術者試験に合格しました。

IT企業に営業として転職して6ヶ月半が経過しました。

その間、基本情報技術者試験に挑戦した回数は計3回

その結果、3回目で合格できたので、
資格取得のための取り組み過程を記事として書いていきます。

※あくまで自分がやってきたことを書く記事になります。試験にどのような問題が出題されたかについてはIPAの規約上、SNSで書き込むことができません。あらかじめご了承ください。

基本情報技術者試験とは?

改めて、基本情報技術者試験(以下、「FE」という。)は、
ITエンジニアとしての基礎的な知識・スキルを証明する国家資格
です。

情報処理技術者試験の中でも、いわば「登竜門」と呼ばれる位置づけにあり、これからIT業界を目指す人や、エンジニアとしてキャリアをスタートする人が最初に挑戦することが多い試験になります。

試験内容は幅広く、プログラミングやアルゴリズムといった技術的な内容だけでなく、ネットワーク、データベース、セキュリティ、さらには経営戦略やマネジメントといったビジネス寄りの知識まで問われます。

そのため、
「ITの基礎を網羅的に理解しているか」
を測る試験とも言えます。

試験結果(1〜3回目)

3回目の試験結果は以下の通りです。

3回目(2026/3/15)受験結果

科目Bはギリギリでの合格となりました。
正直もう少し点数良いと思ったのですが、合格は合格です。
1〜2回目の受験結果も貼っておきます。

1回目(2025/12/7)受験結果

2回目(2026/1/31)受験結果

1〜2回目と比較して、3回目の今回は科目Aが圧倒的な得点でした。
科目Bは受けるたびに微増を繰り返しているような点数推移になっています。

受験の決意から合格までの軌跡

2025年10月:受験を志す

2025年10月中旬にITパスポート(以下、「IP」という)に合格。

元々、IT系の資格を1年で一定数取ろうと決めていたので、IPに合格してすぐFEの準備を始めました。

この頃から、これから取る資格を一覧にまとめ、応用情報技術者試験(以下、「AP」という)の合格を最終目標にして、資格を取っていく計画を立てています。

まず、対策方法を決めました。

何事もまずは「考え方を考える」ことから始まります。

noteやネットでどのように対策をしているのか、合格体験記を書いている人の記事を参考にしつつ、自分なりの対策を考えました。

結果として、
「参考書は一通り流し読みして、早く過去問をやってしまう」
という方針で、最初の1週間はとりあえず参考書を流し読み、IPと範囲がどのように違うかなどを把握しながら読み進めていきました。

この頃に使った参考書は以下の2つです。

『【令和8年度】 いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集』
https://amzn.asia/d/07JZHnn2

『令和08年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』
https://amzn.asia/d/0f2Lll91

この2つの参考書に加えてIPA(情報処理推進機構)の試験対策でお馴染み『過去問道場』で試験に向けた対策をしました。

過去問を解く際に重要なことは
「とにかく量をやること」
「途中で立ち止まって理解を深めること」
を両立すること。

最初は答えを覚えていいのでとにかく問題をひたすら解いていき、一通り解けるようになってきたら、今度は回答をみてなぜこの答えになるのかについて理解を深める。

わからないところはAI(Copilot、ChatGPT)に聞いて理解を深めました。

家で勉強できないことも多々ありましたが、職場での隙間時間や休日にカフェに行くなどして、勉強時間を確保するよう務めていました。

10月はとにかく問題を解くことで、インプットとアウトプットを繰り返すようにしていました。

2025年11月:1回目の試験に向けて追い込む

11月中旬までは10月と同じような勉強方法を実践し、科目Aの得点が70%前後に落ち着くようになりました。

試験当日まであと半月になり、ようやく科目Bの対策を始めました。

私が決めた勉強の計画通りではあるのですが、科目B対策はもっと早めにやっておくべきだったと反省しています。

noteなどで多くの人が
「科目Bは早めにやった方が良い」
とおっしゃっていたのが、本当にその通りだと思います。

実際、私の1〜3回の結果を考えると、
落ち続けた原因が科目Bでした。

だからこそ、
科目B対策は勉強の開始時点からやっておくに越したことはないと思います。

普段からエンジニアとしてコードに触れていると、特に対策をしなくても解けてしまうようです。

しかし、ITが未経験の人にとってはアルゴリズムに脳が慣れるまでに時間がかかります。

プログラムのトレースをできるように脳が慣れるためにも、早めの対策は必須です。

話を戻します。

以上の紆余曲折があり、11月後半からアルゴリズム対策を開始し、最終的に11月終了時点で科目Aは合格圏内に入りました。

科目Bは正直受かるかどうかわからないレベルで、仕上がりとしては微妙でした。

2025年12月:1回目の敗北

12月7日に1回目の受験。

結果は「不合格」。

敗因は
「科目Bの得点が足りなかったこと」
です。

あと25点でした。おそらく1〜2問追加で正解で合格していたはずです。

結果としては全くダメだったわけじゃないからとても悔しかったです。

IPを一発合格していたからこそ、余計に悔しさが残ります。

この時、その悔しさをnoteに書きながら帰りました。詳しくは以下の記事を参照してください。

落ちた次の日は相当落ち込んでいたので、職場の同僚に「風邪?大丈夫?」と心配されてしまいました(笑)

私は意外にも引きずるタイプでして、落ち込んでいたのが周囲に伝わるくらいに悔しさがまだ残っていました。

その悔しさと反省を行った結果、
思い切って「APの対策をしよう」と決めました。

また、1回目のFE受験の2週間後に情報セキュリティマネジメント試験(以下、「SG」という)が控えていました。

次の試験に向けた対策という意味もあり、以下の参考書を追加で購入。


『令和8年 情報処理教科書 出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント』
https://amzn.asia/d/01dypgQM


『キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和08年』
https://amzn.asia/d/0bDZaJFp


SG対策のために『過去問道場』も使いました。


SGを受けた理由は「セキュリティ分野の理解をより高めるため」でした。

SGに取り組むことでFEの科目A・B両方のセキュリティ分野の対策にもなりますし、同時に資格を取得できたらそれはそれで美味しいので一石二鳥です。

結果として、FEの対策の一環としてSGは合格することができました。
(※その時の合格体験記は以下の記事を参照)

12月も終わる頃、知人からアルゴリズム対策の本を譲り受けることができまして、この本で科目Bを対策したのがアルゴリズムの理解をより深めてくれました。

その本が通称『大滝本』と呼ばれる以下の参考書になります。


『[改訂新版]基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック』
https://amzn.asia/d/0j1ZVrfT


この参考書の4章で解く問題、実はすごく難しい問題になっています。

途中で投げ出しそうになるくらいには難しさはありましたが、この本のおかげでアルゴリズムへの苦手が少しずつなくなっていきました。

そんな『大滝本』を手に入れ、1月のFE受験に向けてまた動き出しました。


2026年1月:2度目の敗北

1月は気分良く終わるために31日に受験することを決めて、当日まで勉強を進めました。

科目Bのアルゴリズムは先ほど取り上げた『大滝本』でみっちり対策。

参考書を2週くらいやりましたが、まだ対策への不安が残ります。

それでも前回よりは確実に力はつきました。次こそは受かると思っていました。

科目Aの対策も抜かりありません。

前回の試験でわからなかった問題は復習して解けるようになりましたし、以前よりも安定して科目Aの得点が取れるようになりました。

「流石に受かるだろう」と思って挑んだ2回目の試験。

結果、科目Bがあと10点だけ届かず
「不合格」

本当にあと一問の差でした。

1回目の受験に比べて問題を解けている自信はありました。

これは神様の「お前はまだFEの勉強で基礎を固めるべきだ」というお告げなのだろうかとすら思いました。

そして、実はこの時の科目Aも不調でした。

科目Aが終わって10分の休憩に入る時、「科目Aで落ちたかもしれない」と率直に思いました。
点数も1回目より低かったので、本当にヒヤヒヤしました。

この時のことも記事で書いているので、詳しくは以下の記事を見てください。

FEは一度受験してから1ヶ月は期間を空ける必要があるため、2月に受験することはできません。
そのため、3回目の受験ができるのは3月中旬ごろになります。

3回目までにどんな対策をするか自分なりに考え、2回目の挑戦は敗北で終わりました。


2026年2月:AP・FE・G検定の3本立てで試験対策

3月以降のことも考慮し、2月はAP・FE・G検定の対策をすることに決めました。

「なぜここでG検定?」と思った人もいるかもしれませんが、個人的に「AI関連の知識を身につけたかったから」というシンプルな理由で受験を決めました。

そして、APの対策も実施しました。

「APの対策もしてしまえばFEの対策にもなる」

という自分なりの考えのもとでの取り組みになります。

この当時、IPAの方でシステムの移行計画がありAPの受験日程が不明瞭でした。

4月から受験できる可能性もありましたし、6月以降から受験ができるという話もちらほら出ていました。

仮にいつAPの受験が始まっても良いように、この頃からAPの対策をやっておくに越したことはありませんでした。

FEの試験対策は科目B特化で取り組みました。

毎日5問はアルゴリズムの問題を解き、答えに辿り着くプロセスがわからない場合は、そのプロセスを何度でも再現できるように徹底的に理解するようにしました。

AP・FE・G検定の対策を同時並行で進めたのは良かったものの、結局2月後半からG検定の勉強がメインになり、FEとAPの対策は控えるようになりました。

分散させすぎるのはよくないと改めて思いました。

以上の取り組みで2月の1ヶ月が一瞬で過ぎていきました。


2026年3月:3度目の正直で念願の「合格」

3月の1週目はG検定一本で合格に向けて勉強をしました。

7日に受験が完了して、翌日には3回目のFEに向けた試験対策を開始します。

この時は全然休んでいる余裕がありません。

3月2週目はFEの対策をひたすらにやりました。

科目Aの各分野の過去問をランダムに30問ずつ解き、現時点での苦手分野を特定して潰していきました。

また、1・2回目の試験を振り返り、AIに苦手分野に特化した変則的な問題も作って出してもらいました。

以前出てきた問題で用語がわからないものは表にまとめ、通勤時間中に暗記シートとしてインプットをしました。

職場の移動中もプリントを見ながら歩いていたので、まさにリアル二宮金次郎のような感じです。

科目Bのアルゴリズム対策は『大滝本』をもう2周し、同じ会社の別部署のエンジニアの方にお願いして、科目Bの解き方をレクチャーしてもらいました。

また、SGの参考書でセキュリティ分野の科目B対策の箇所を再度熟読。

ここまでが前日までの試験準備になります。

そして、試験当日。

正直、受験当日も準備が十分とは思えませんでした。

「今回こそ受かるかもしれないし、今回もまた受からないかもしれない」

という、どちらに傾くかわからない不安が襲ってきます。

やることはやっています。

それでも受からなかった2回があるので、今回はどこまで戦えるのか不安でした。

試験前日は23時頃に就寝、朝は7時に起きて朝ごはんを食べます。

眠くならないよう糖質を制限し、タンパク質を多めに摂取しました。

身支度を済ませてから家で軽く勉強し、9時半ごろに家を出ます。

会場までの徒歩移動中は自分で作った用語表を印刷したものを見て最終確認を行います。

試験開始は11時〜だったのですが、10時半から受付ができるため、早めに受付を済ませました。

トイレを済ませて、リップを塗り、少量の水を飲み、必要なもの(ティッシュ・ハンカチ・目薬)を持って試験会場に入りました。

そして、いざ試験開始。

科目Aはここ3回の中で一番手応えがあり、時間が20分も余りました。

残りの20分は全体的に問題を見返し、自分がわからない用語の意味などを考えつつ、本当に自分が選んだ選択肢で良いのか吟味していました。

そして、科目Aが終了。

科目Aの終了後はまだ得点が表示されませんので、科目B前の10分間の休憩に入ります。

休憩中は集中力を切らさないように水を飲み、トイレを済ませて再度会場に入ります。

着席した際の休憩時間は残り4分ほど。

科目Bが開始されるまでの間、私は手を合わせて「どうか、今回こそは受かりますように」とずっと祈っていました。

そして、科目Bが開始。

最初は全ての設問内容を軽く見て、捨てる問題を絞り、セキュリティ分野の問題から解き始めました。

その後、1問目からアルゴリズムをスピーディーに解いていきます。

科目Bはいつも時間が足りなくなるので焦ってしまうのですが、今回に関しては最初からテンポよく解けたこともあり、全ての問題を解き終わった頃には時間が10分余りました。

余った時間はアルゴリズムの問題のうち不安なもののうち、見直ししたら確実に点数になるであろう問題に時間をかけました。

最後の10秒は天に祈り、試験は全て終了。

数秒後、画面には
「科目A:710/1000、科目B:610/1000」
という表示が出ました。

つまり、「合格」です。

「合格」とわかった瞬間、つい会場でガッツポーズをしてしまいましたね(笑)

以上が私のFE合格までの過程になります。


FEを終えた感想

2026年3月に合格したあの頃、僕の中では「大きな山を一つ超えた」という一言に尽きます。

正直、FEの合格を2025年9月に志してから6ヶ月も時間かかるとは思っていなかったので、なかなかに骨が折れる試験でした。

落ちる度に毎回「次も落ちるのかな?」というような感覚に陥っていました。

まさに雲を掴みにいくような、まだ何も達成できていないもどかしい日々を過ごす毎日。

ただ、どうしても取りたい資格でした。

IT業界に転職すると決めた時から目標としていた資格だったので、今回合格できたことで大きな一山を超えたように感じるのも無理はないんだと思います。

転職してから6ヶ月半という短期間でよくここまで来たと、自分に対して思います。

スピード感は多少遅いかもしれません。

ただ、受かったこの日だけは、大きな関門を乗り越えた自分を褒めたいと思います。

そして、次にFEを取る利点的は大いにあると僕は思っています。※あくまで一感想になります

私はFEを取得することで、IT業界で生きていく上での見られ方が変わると思っています。

正直、営業であればFEをわざわざ取る必要はありませんし、実際今いる会社でもFEを持っているのは元エンジニアの営業マンだけです。

ただ、「IT営業職の人がとらないからこそ、持っている価値があるのではないか?」と思っています。

仕事でエンジニアほど解像度が高くなくとも、ITの専門用語やシステムに関しての理解を一定の深さでできていることを証明する資格だと思うからです。

また、転職する時にも有利になるはずです。

IT業界においては営業だけでなくエンジニアやコンサル、プリセールスなどに転身する可能性が生まれます。

実際に過去に体験したことから、資格を持つことで書類選考を通過しやすくなるメリットもあるのではないかと考えています。

今はまだ、今の会社から転職するつもりはありません。

ただ、これから人材流動性が上がる可能性が高い日本において、「FEの資格を持っている」ということが、次の仕事への就きやすさにつながっていると思います。

最後までご拝読いただき、ありがとうございました。

Fin.






【執筆者プロフィール】
村中仁斗(むらなかまさと)
都内SIer企業に勤務。エンジニアの勉強/IT資格学習のリアルを発信中。大学在学中に個人で物販事業を開始。並行してオンラインスクールにて営業・マーケティング・CS・バックオフィスなど幅広く経験し、2024年に営業責任者として目標達成に貢献ののち契約を終了。その後、物販事業を終了し、2025年9月より都内IT企業(SIer)で勤務。ITパスポート・情報セキュリティマネジメント試験・基本情報技術者試験・G検定に合格。現在はエンジニアの技術研鑽と、IT資格(AWS(SAA))の取得に励んでいる。

【座右の銘】
「反復・継続・丁寧」
「できるまでやればできる」

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