株式会社PRUMのmasaです。
エンジニア未経験で転職する際、「何をすれば?」と考える方が多いと思います。今日は未経験からエンジニアになるために必要な3つの知識について話していきます。
1.自走力
現場ではどんな力が求められるのか。最も求められるといっても過言ではないのが「自走力」です。
自走力とは、「自分で調べて解決できる力」のこと。具体的には、この4つのアクションを自力でやり切れるレベルです。
- 環境構築:自分のPCでプログラムが動く状態を作れる
- コード読解:データの流れを追いながら理解できる
- 実装:設計に沿ってコードを書ける
- レビュー依頼:チームメンバーに確認を取り、改善できる
特に「環境構築で1週間溶けた」なんてことは、最初はよくあります。でもそのエラーと向き合う繰り返しが、自走力を育てていきます。
2.基礎技術
現場で求められる基礎技術は、大きく3つの領域に分かれます。
① 基礎ツール(どの現場でも使う)
- Git:コードの変更履歴を管理するツール。チーム開発では必須
- Linux:サーバーのOS。コマンドラインが読めると現場で一気に楽になる
- SQL:データの保存・取得。アプリの裏側を理解するのに欠かせない
② 開発の核
- Ruby / PHP:サーバーサイド言語。スタートアップではRuby on Railsがよく使われる
- JavaScript / TypeScript:画面を動かすフロントエンド技術
- HTTP通信・セッション管理:Webがどう動いているかの基礎知識
③ 運用・モダン開発手法
- Docker:開発環境をパッケージ化して「自分のPCでは動くのに…」問題を防ぐ
- DevOps:開発と運用をつなぐ考え方・手法
- テスト・セキュリティ:バグを防ぎ、攻撃に備える基礎
完璧に覚えてから次へ進む、ではなく「組み合わせて動かせるレベル」が必要になります。全部理解してから作り始めようとすると、永遠に終わりません。
+α:AIを「使える人」になることが差になる
近年、急速に注目されているのがAI活用スキルです。ChatGPT・Claude・GeminiのAPIを使った開発や、プロンプトエンジニアリングへの需要が高まっています。
「AIを使うかどうか」の段階はもう終わっていて、「どう業務に組み込むか」の段階に入っています。
未経験の段階でAIエンジニア(AIを作る側)を目指す必要はありません。ただ、AIをツールとして使いながら開発できることは、これからのエンジニアにとって基本スキルになっていきます。
コードを書くとき、エラーを調べるとき、設計を考えるとき。AIを補助として使いながら開発する習慣を、学習の最初から取り入れることをおすすめします。
AIを活用して学習する時は、自分でまず調べて設計・実装する中でわからない部分を聞く方法がおすすめです。AIに丸投げして勉強・プロダクトを作っても何も意味がないので、注意してAI活用してくださいね。
3.MVPを意識してプロダクトを作る
インプットだけでは止まる
学習を始めると「インプットを増やすこと」に時間をかけすぎてしまいがちです。僕も最初は完璧に基礎知識を学習してからポートフォリオ作りをしようと考えていました。でもそれは無謀だと言うことが今になっても思います。学ぶことが多すぎるからです。
本を読んで、動画を見て、「なんとなく分かった気がする」状態でずっと留まってしまう。でも現場に出て気づいたのは、"本や動画を見てなんとなくわかった"より、"プロダクトを作りながらわかった"の方が理解のスピードが格段に早いということです。
「一つの課題だけを解決する」MVP を作り切る
MVP(Minimum Viable Product)とは、「一つの課題だけを解決する、最小限の機能を持ったプロダクト」のことです。
最初から大きなサービスを作る必要は全くありません。「自分が実際に生活や仕事で困っていること」「友達や家族など世間の誰かが困っていること」を一つ選んで、それだけを解決するアプリを作ることでも全然OKです。
また、転職の面接時に採用担当者がポートフォリオに求めているのも「作品の規模」ではなく「なぜ作ったか・何を解決したか」というプロセスだという点です。チュートリアルをなぞっただけ、スクールで出された課題によるポートフォリオは似たものが世に大量にあって差別化になりにくいです。自分の実体験から生まれたプロダクトには、面接で話せるストーリーが自然と生まれます。
完璧を求めて手を止めるより、まず小さくても動くものを一つ完成させる。その体験が、次のステップへの自信になります。
さいごに
「何時間やったか」より「何をどうやって、どんな思いで作れたか」が大事です。焦らず一歩づつ前に進んでいきましょう!
PRUMのエンジニアの95%以上は未経験からの採用です。
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