英語が読めるエンジニアと、日本語しか読めないエンジニアでは、成長のスピードが格段に違います。
英語が読めれば、英語のドキュメントを読めるし、英語のエラーメッセージを読めるし、英語でしか提供されてない便利ツールも使えます。
日本語しか読めないと、世界にある膨大な英語のリソースを自分のために役立てる事ができません。
英語がスラスラと読める様になるために、どのように学習したら良いのか、私の経験から、おすすめの方法を紹介します。
単語は語源からイメージをつかむ
日本人なら、知らない漢字を見たとき、部首などの構成から、なんとなく意味がイメージできると思います。
例えば、「机」という字を見たとき、「木」がついてるから木に関する何かかな、とか、「肝」という字を見たとき、「月」がついてるから、体に関することかなとか。
(なぜ「月」は体に関する事なんでしょうね!)
英単語にも、こういった法則があります。
例えば、re-がついてたら、反対方向、もしくは繰り返すイメージとか、-ceptだったら、何かを受け取るイメージとかです。
語源を理解した上で、英単語は、イメージで意味を覚えましょう。決して日本語に変換して覚えようとしてはいけません。
例えば、haveは持っているという意味の他に、助動詞として使えて後ろに動詞の過去分詞形を取って、現在完了の意味になるとかなんとかと、学校で教わったと思います。(世代にもよるのかも?)
でも、ネイティブに取ってみれば、haveはhaveという意味でしかありません。
何かを自分に付属して持っているというイメージだけです。
I have read the book.
と言ったら、「その本を読んだ」という状態を持っている、つまり読んだことがあるよという意味になるのです。
この時haveは助動詞だとか、意識せずに使ってるはずです。
辞書で単語を検索すると、その単語の語源も出てきます。
例えば reception なら
re →逆に、反対方向に
cept →取る
tion →動詞を名詞に変える役割
等と載っています。
よって、receptionは、歓迎、応接、(世間の)反応、歓迎会、受付などの意味で使われます。
イメージ湧きましたか?
文章は前から理解する
次に、文章を読む際には、日本語に訳してはいけません。前から順番に読み、単語のイメージを頭に浮かべながら、そのまま理解してください。
例えば、
I've read a csv file with MemoryStream and insert all data into datatable
これを読むなら
私は
読んだ
csvファイルを
MemoryStreamで
そして
入れた
全部のデータを
datatableに
こんな感じです。日本語で書きましたが、読むときに頭の中に日本語はなくて良いのです。
最初のうちは日本語が浮かぶかもしれませんが、言葉そのもののイメージだけで、理解するように、慣れていきましょう。
おわりに
以上が、私のおすすめする英語学習法です。
英語は日本語とまったく違うので、初めは苦しいかも知れませんが、学習していくと、ある時を境に、一気にわかるようになってきます。
そこまで、少しずつでも勉強していくと良いと思います。