ざっくりと無償版と有償版の説明
無償版
無償版でも利用規約に反しない範囲で商用利用は可能です。
参考:Google Maps APIとGoogle Maps API Premier(有償版)の違いについて
1.いつでも、誰でも、どこからでも、同じコンテンツが利用できるようになっていること
2.Google Maps API(無償版)を利用して直接的な収益をあげるような商用利用は行わないこと
具体的には
×社内でのみ利用する場合
×有償会員サイトで利用する場合
○無償会員制サイト
×ある製品、サービスを購入しないと利用できない場合
(もしくは製品サービスを購入しないと利用勝手が異なる)
○広告収入で収益をえているサイト
×販売するソフトウェアへの組み込み
×商用SaaS/ASPサービス
また、無償版には使用制限があります。(後述)
90日連続で使用制限を超えた場合、課金されます。(1000回あたり0.5ドル)
あと、HTTPSアクセスもできないようです。
有償版
有償版のサービス名は「Google Maps for Busines(旧Google Maps API Premier)」です。
ライセンスは4つのプランがあります。
Google Maps API for Business の価格体系|株式会社ゼンリンデータコム
- 完全公開サイトプラン:一般公開されているサイトでのご利用
- 非公開サイトプラン:非公開サイト・社内イントラシステムでのご利用
- トラッキングサイトプラン:移動体を管理するシステムでのご利用(GPSと連動)
- デベロッパーキット:開発・検証時のご利用
価格はオープンになっていない模様。
無償版と有償版の比較表
公式のキャプチャです。Google Maps API のライセンス - Google Maps API — Google Developersを直接見たほうが見やすいです。
国内の販売代理店
Google エンタープライズ 販売 / ソリューションパートナー情報から抜粋。
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Google Maps API Premier 販売代理店:応用技術株式会社、株式会社ゴーガ、国際航業株式会社、ゼンリンデータコム
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Google Enterprise Partner Google Maps API Premier ソリューションパートナー:CTC、オージス総研、応用技術株式会社、株式会社ゴーガ、国際航業株式会社、ゼンリンデータコム等
用語調べ
- Static Maps API:地図を画像として取得
- Geocoding API:住所から緯度・経度の地理座標を取得する(逆に座標から住所も取得可能)
- Directions API: 2 地点間のルート計算(交通機関、運転、徒歩、自転車といったいくつかの交通手段について検索)
- Distance Matrix API:出発地と目的地の行列から、移動距離とその所要時間を計算
- Elevation API:地球上のすべての場所の高度データと、海底までの水深データ(マイナス値)を提供。
参考URL
Google Maps API のライセンス - Google Maps API — Google Developers
Google Maps API
Google Maps for Business
Google Maps API for Business|株式会社ゼンリンデータコム