20
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

JupyterじゃなくてJupyterLabを勧めるN個の理由

Last updated at Posted at 2019-12-15

はじめに

こんにちは、myjlabのmarutakuです。12/15の枠が空いていたので急遽記事を書いています。
今回は、自分がよく使っているJupyterLabというツールについて説明をします。個人的にこのツールは鬼のように使いやすいツールなのでたくさんの人に使ってもらいたいと思っています。

この記事で話すこと

  • JpyterLabについて
  • Jupyter notebookとの違い
  • 導入方法

この記事で話さないこと

  • 拡張機能
    • 僕があまり使わないから

JupyterLabとは

JupyterLabとは、Jupyter(iPython notebook)をベースにしたインタラクティブな開発環境です。Jupyterでできることはそのままに、さらに使いやすく色々な機能を追加したツールになります。

↓ こんな感じ

こんな感じ

かなりメンテナンスがされていて、

👦「Jupyter notebookではできたのにJupyterLabではできないじゃん!キーーーー!!」

ということは今のところありません
ここから先は、特に自分が使いやすいと思った点についてお話しします。

Jupyter notebookとの違い

個人的には3つの点でJupyterLabはJupyter notebookよりも優れていると感じています。

1.タブが増殖しない

これが正直一番でかいです。Jupyter notebookを使っていてもっともイラついたのは、Chromeのタブが増殖しまくって見づらくなることでした。本当はこまめに消していけば何の問題もないのですが、ズボラな僕にはそんな高度なことができないため、無限にタブが増えていきました。増えていくと、わからないことが発生してググった時に、ググったタブと問題が発生したNotebookのタブが離れていってしまう問題が発生していました。

JupyterLabでは、1つのタブの中でタブを切り分けてくれるのでChromeのタブが増殖しません。これによって、ググったタブとJupyterLabのタブが離れていく問題は解消できました。

2.マークダウンファイルが書きやすい

単純に拡張機能を入れろって話ではあるのですが、Jupyter notebookはデフォルトではマークダウンファイルは通常のテキストファイルとして扱われます。そのため、マークダウンのプレビューやシンタックスハイライトなどは行ってくれません。

JupyterLabはデフォルトでマークダウン記法をサポートしています。また、編集している画面を右クリックすることでプレビュー画面を開くことができます。また、編集画面でも見やすいようにハイライトしてくれる優秀ぶりです。神。

3. セルの入れ替えがドラッグ&ドロップでできる

JupyterLabではセルの入れ替えがドラッグ&ドロップでできます。シンプルに便利。もうそれ以上に言うことはない。

導入方法

一瞬

pip install jupyterlab

終わりに

今回はExtensionの話を全くしませんでしたが、JupyterLabにも様々なExtensionが存在します。個人的に気になっているのはこれです。GPUの状態を確認できるのは強い。READMEの画像に出てくるDaskのプログレスバーみたいなやつも気になる...

参考資料

20
14
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
20
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?