コンピュータ内部の情報の単位
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| ビット(bit) | ・データの最小単位 ・0と1で記録 |
| バイト(Byte) | ・8ビットの集まり |
| アイテム(Item) | ・複数文字構成 |
| レコード(record) | ・アイテムの集まり ・データの処理単位 |
| ファイル(file) | ・レコードの集まり ・データの管理単位 |
レコードの分類
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| 物理レコード | ・補助記憶装置や主記憶装置に入出力する時の単位 ・複数レコードをまとめたブロック |
| 論理レコード | ・プログラムで実際に処理する時の単位 ・レコードそのもの |
レコードの記録形式
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| 固定長レコード | ・レコードの大きさが(バイト数)一定のレコード形式 ・ブロック化が可能で容易 |
| 可変長レコード | ・レコードの大きさ(バイト数)がレコードごとに異なっているレコード形式 ・各レコードが先頭(先頭アイテム)に大きさ情報を記録しているためブロック化が可能 |
| 不定長レコード | レコードの大きさ(バイト数)がレコードごとに異なっているレコード形式 ・各レコードに大きさ情報の記録はないのでブロック化ができない |
ファイルの分類
使用目的による分類
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| マスタファイル(基本ファイル) | ・業務中の中核となる情報(商品情報や顧客情報など)を記録するファイル |
| トランザクションファイル(変動ファイル) | ・マスタファイルに対する更新情報などを記録するファイル |
| ヒストリカルファイル | ・処理の履歴などを記録するファイル ・ジャーナルファイル、ログファイルともいう |
| バックアップファイル | ・ファイル内容を複写しておくファイル ・障害対策用 |
| ワークファイル(作業ファイル) | ・処理を行う過程で一時的に使用する中間ファイル ・処理終了後削除される |
保存(利用)機関により分類
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| 保存ファイル | ・長期間にわたり使用され続けるファイル ・永久ファイルとの言い、マスタファイルなどが該当する |
| 一時ファイル(テンポラリファイル) | ・一時的に使用されるファイル ・トランザクションファイルやワークファイルが該当する |
利用者による分類
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| システムファイル | ・OSを構成するプログラムなど、システムを運用/管理するためのファイル |
| ユーザファイル | ・利用者が使用するプログラムやデータファイル |
ファイルのアクセス方式
| 名称 | 意味 |
|---|---|
| 順次アクセスファイル(シーケンシャルファイル) | ・ファイルの先頭から順番にアクセスする ・レコードを物理的に記録されている順番にアクセスする |
| 直接アクセス(ランダムアクセス) | ・レコードのアドレスを直接指定して目的コードに直接アクセスする ・レコードのアドレスを直接指定して目的コードに直接アクセスするランダムにアクセスが可能 |
| 動的アクセス(ダイナミックアクセス) | ・レコードの位置づけは「直接アクセス」で行い、以降は「順次アクセス」で処理する |
ファイル編成方式
| ファイル編成 | アクセス法 | 特徴 |
|---|---|---|
| 順編成ファイル | 順次アクセス | ・連続した記録の効率がいい(記録順) ・いろんな記録媒体に対応 ・直接アクセスできない |
| 索引編成ファイル | 順次アクセス(キーの昇順) 直接アクセス(キー指定) 動的アクセス |
・牽引域(インデックス域) ・基本データ域(プライム域) ・あふれ域(オーバーフロー域)からなる |
| 直接編成ファイル | 直接アクセス(格納位置指定) | ・間接アドレス方式では、計算で格納位置を求める ・シノニムが発生する |
| 区分編成ファイル | 直接アクセス(メンバ毎) 順次アクセス(メンバ内) |
・プログラムライブラリとして使用 |
| VSAM編成ファイル | 順次アクセス 直接アクセス 動的アクセス |
・入力順データセット(ESDS) ・キー順データセット(KSDS) ・相対レコードデータセット(RRDS)がある |
小型コンピュータのファイル管理
ファイルシステム
| ファイルシステム名 | 対応OS | 説明 |
|---|---|---|
| FAT (File Allocation Table) |
MS-DOS Windows |
・ハードディスク(ボリューム)をクラスという単位に分割しそのクラスタごとにデータを保存 ・「FAT」問表現を使う場合はFAT16を指す ・FAT16はディスクを2の16乗(=65536)個の小さな単位に(クラスタ)分割 ・FAT32はディスクを2の32乗(=約42億)の小さな単位に分割 |
| NTFS (NT File System) |
Windows | ・アカウントごとのアクセス権設定機能を持つ ・ジャーナリングファイルシステムの機能を持つ ・ファイルシステムレベルでの暗号化なども可能 |
| HFS (Hierarchical File System) |
Mac OS | ・主データ(データフォークと呼ばれる)のほかにリソースフォークというメタ情報を持つ ・大文字と小文字の区別をしない ・iPodでも使用 |
| UFS (Unix File System) |
Unix | ・Unixにおける(初期の)ファイルシステム |
ディレクトリ管理
- ディレクトリ:ファイルを整理・管理するための階層構造(ツリー構造)のこと
階層構造の最上位の位置をルードディレクトリという
下位にあるディレクトリをサブディレクトリという
ファイルの経路のことをパスという、絶対パスと相対パスがある
- 絶対パス:ルートディレクトリからの経路情報のこと
- 相対パス:現在位置からの経路情報のこと
ファイル共有
- ファイルを複数のユーザーで利用できる仕組み、ファイルサーバやNASに記録されたファイルのアクセス権を設定することで共有ファイルとして利用できる
- アクセス権:ユーザは所有するファイル、ディレクトリについてほかのユーザから参照や書き込み、実行を禁止できる
シンボリックリンク
- Linux、Unixでよく使うファイルやディレクトリに別の名前を与えたファイルを作成し、それを本体と同様に扱えるようにする機能、シンボリックリンクを通して実体のファイルやディレクトリにアクセスすることができる
- ショートカット:Windowsでシンボリックリンク同様の機能をショートカットという
- エイリアス:Mac OSでシンボリックリンク同様の機能をエイリアスという、Linux、Unixではエイリアスはコマンドを別名で登録する機能のことをいう
- フォルダ:WindowsでGUI環境でディレクトリを扱う場合の名称
バックアップ
- 障害が発生した場合に備えてデータを別の媒体にコピーして保存しておくこと
バックアップの種類
| 名称 | 説明 |
|---|---|
| フルバックアップ | ・完全バックアップ ・指定したすべてのファイルがバックアップされ各ファイルのアーカイブビット(ファイルが修正されたことを示すマーク)がクリアされる |
| 差分バクアップ | ・アーカイブビットがセットされているファイルだけがバックアップされる ・前回のフルバックアップまたは増分バックアップ後に修正されたファイルがバックアップ対象になる ・バックアップ対象ファイルのアーカイブビットは変更されない |
| 増分バックアップ | ・アーカイブビットがセットされているファイルだけバックアップされる ・前回のフルバックアップまたは増分バックアップ後に修正されたファイルがバックアップ対象になる ・差分バックアップと異なりバックアップ対象ファイルのアーカイブビットはクリアされバックアップ済みとなる |
