はじめに
この記事は鈴鹿高専Advent Calendar2023 16日目の記事です。
また、昨日鈴鹿高専Advent Calender2023で公開されたProjection Mapping 2023 / THE FIRST TAKEの続きの記事です。よろしくおねがいします。
だれ?
専攻科1年のまるやまといいます。
ひょんなことから前編の記事の筆者のMarcyと依頼主の小太りのオッサン富永と一緒に高専祭の中夜祭でプロジェクションマッピングをつくることになりました。
本記事では前編よりも実際に製作した際のことや当日の流れについて書きたいと思います。
日本語が下手くそですが、どうか許してください。(半分日記のようなものだとおもっていただければ)
本番まで
6月頃
3人でおおまかな映像のコンセプト会議をした。
今年の高専祭のコンセプトに合わせ、実際に完成した作品よりももっとホラー(日本の怪談、昔話)な面を押し出したものにしようという案があった気がする。
ただ、正直なところ、当時高専祭関連がゴチャッてて高専祭のテーマがよくわからなかったり、中夜祭の開幕かトリをやることは決まっていたので、「そこで暗い雰囲気のをやるのはどうなんだ?」という話になり、方針を変更した。
歴代の高専祭をイメージした映像にしてくれたのは良い判断だったと思う。(実際盛り上がったしね。)
𝘈 𝘍𝘌𝘞 𝘔𝘖𝘕𝘛𝘏 𝘓𝘈𝘛𝘌𝘙
8月~10月前半
映像制作期間
mercyが9月、自分が8月動けなかったのでそれぞれ実働1か月+10月半月の1.5ヶ月くらい。
mercyはblenderのシミュレーションノードやジオメトリノードを活用して映像を制作、自分はAfterEffectsを使用して映像を制作した。
mercyはプロだったので最強だったが、自分はAfterEffectsは初心者だったため、結果的に担当した範囲は広くなく、負担をかけてしまったと反省している。もっと情報交換すべきだった。
開催1週前
高専祭準備日より数日前、一度(本番用とは別の)業者の方にプロジェクターを持ってきていただきテスト投影を行った。
本来は2台のプロジェクターを同じところに重ねて投影することで輝度を確保する計画でいたところ、業者の方から
2台重ねて投影しようとすると業者が1ヵ月程度かけてしっかり位置決めしないと無理だと思いますねぇ...
とのこと。これを聞き正直二人とも「この先は厳しい戦いになるな。」とか「終わったかもな」と思った。
結局、1台のプロジェクターにし、位置決めが難しいことがわかったため、体育館前面の形に合わせたカマボコ形の映像の投影ではなく四角の映像そのままを映すことになった。
プロジェクションじゃなくてただのマッピングじゃね?
前日 高専祭準備日
自分たちプロジェクションマッピングチームの存在と中夜祭でプロジェクションマッピングを行うことは高専祭関係者の中でも一部を除き伏せられていたため、プロジェクションマッピングチームの実際に投影しての調整はすべてのリハーサルが終わった8時くらいからの長くて2時間のみしか設けられなかった。
また結果的にリハーサルは1hほど遅延したため、調整は0.5hと翌日の朝1h程度のみの実質ぶっつけ本番のような状態だった。
その日は朝から忙しく、mercyは体育館に籠りきりで映像の調整を、自分はプロジェクターの台が確保できず置くところがなく業者の方が困っているとのことなのでミスミのフレームを切り出してその場で組んで台を作っていた。
リハーサルが始まってプロジェクターを起動してみると予想よりも遥かに出力が高く、ここでようやく希望の光が見え始めた。
↓届いたプロジェクター
その場にいたメンバー全員「いや...出力強すぎないか...?」の顔をしていた。
結局この日は23時すぎくらいにリハーサルを終了し、終電で帰宅した。
中夜祭本番当日
プロジェクションマッピングの本番は中夜祭の最後のトリだったのでmercyも自分も緊張で胃がキリキリしていた。
朝に修正をしたきり、最後まで通しで投影したことはない上、もしも観てくれる学生の皆の反応が悪かったらどうしようかとずっと考えていた。
mercyは調整をしたり、自分はT字ステージでライブ配信用のカメラのカメラマンをしたりして出番を待っていた。
本番
mercyはちゃんと完走するかどうか不安でいっぱい、自分はプロジェクションマッピングの開始のスイッチを押す係を突然任され緊張でいっぱいの中、プロジェクションマッピングが始まり、なんとか無事に完走することができた。
感想
二人とも失敗したらどうしようととても不安だったけれど終わって周りを見てみたら皆ものすごく絶賛してくれていてとてもうれしかった。ようやく終わったんだと思うととても疲れたけれどやってよかったとも思いました。(あっさり)
これ来年もやるのかな...?