ITエンジニアとして振り返ってみて
ITエンジニアとしてのキャリアは30年になろうとしています。
キラキラ女子の様に面白いネタは書けない...
50歳になった男性のポエムを...果たして...読んでくれるのだろうか?
と思ったのですが...意外にも良い反応?(マジですか?感謝です♪)
読みたいと待っててくれる方の思いが文章を生み出す原動力になります
- 同僚のITエンジニアSさん:なぬ?!?!?!?!楽しみです!!!
- 同僚のITエンジニアMさん:まるさんがどの様な志でITエンジニアになったのか興味あります。読んでみたいです。
重い腰を上げて
書くモチベーションが高まったので少しずつ書き記していこう...
はじまりはじまりー。
~プロローグ:ファミリーベーシックとの出会い~
時は40年以上前...
任天堂からファミリーコンピュータが発売になり
世の小学生を魅了していた中で
ITエンジニアを目指すキッカケの一つとなった
ファミリーベーシックと言うファミリーコンピュータ用の「プログラミング環境」が発売となった。
ファミリーコンピュータに接続してNS-Hu BASIC(任天堂・シャープとの共同開発BASICのこと。Visual Basicの前身的な存在とも言えるかも?)を記述して
プログラムを組んでいくのだが...
これが
- プログラム実行のために使えるメモリ容量は1,982バイト(メガでもギガでも無い...バイトである)
- ある程度凝った事をしようとするとファミリーベーシックV3と言う拡張版のカートリッジを購入する必要があり高額(確か...14,800円だが売れ残っていたカートリッジを格安で手に入れた記憶が...)
- ↑のメモリ容量でも4,086バイト(メガでもギガでも無い...バイトである)
- プログラムを保存するためにはカートリッジ裏に乾電池を入れて保存する必要があるがいつ消えるか分からないのでオススメしない。
- ↑を解決するためにはデータレコーダを購入する必要がありカセットテープ(驚くだろうが当時はカセットテープが主流であった)に保存する。「ピーガーガー」と独特な音を発してカセットテープから読み込むのだが...大規模なゲームだとローディングに数分掛かる事も...
そんな現代では驚きの環境ではあるが
当時は未知への世界に踏み入れている様でとてもワクワクした感があった。
ほぼ簡易的なゲーム開発(メモリ容量が貧弱なので大規模ゲームは開発出来ない)として使用されていたのだが
最初にプログラムを組んだのが説明書にもサンプルコードが記載されているマリオのかけっこゲームだった気がする
行数としても100行も行かない位のプログラムコードではあるが
プログラムを実行するべくrun(BASICのプログラムを実行)コマンドを入力するとSyntax Error(要は文法エラーですね。入力ミスです)に悩まされる。
(今では当たり前の話ではあるのだが...当時は子供ながら不安にもなった)
エラー解消した中で遊ぶマリオのかけっこゲームはとても新鮮であった...
当時のBASICは行番号ありGOTO(行番号に飛ぶ。今ではアンチパターン)やGOSUB(サブルーチンに飛ぶ)など今でこそ理解出来るが
当時は全然理解出来ない位に高尚な言語だったのを思い出す...
その後はファミリーベーシックV3を手に入れ
電波新聞社から発売されていたパソコン少年のバイブル的存在である「マイコンBASICマガジン」(略してベーマガ)に
ファミリーベーシックV3用のゲームソースコードが記載(読者が投稿して採用されたゲーム)されているので
プログラムを入力してrun(BASICのプログラムを実行)すると...ゲームで遊べるのであった。
ダライアスのオマージュである「カラスダス」で遊んだ記憶が懐かしい...
(これが...とても良く出来たゲームだったのよ)
今日はこの辺にしておこうか...
次回へつづく(笑)