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「Max OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」でフォーマットしてしまった環境にCS6をインストールする方法

Last updated at Posted at 2014-04-06

やりたいこと&発生している問題

MacOSXの再インストールを行った時に、ディスクのフォーマットをデフォルトの「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」ではなく、「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」を選択してしまっていた。
選択した理由は、基本的にターミナルで作業をしていて、区別するのが普通だろ。ぐらいな認識で特に問題があって変更したわけではなかった。

作業上必要が生じて、Adobe CS6をインストールすることになったところ、以下のエラーが発生してインストールできなかった。

次の問題が発生しました
大文字と小文字が区別されるボリュームへのインストールはサポートされていません。別のボリュームをインストール先として指定してください。

パーティションを切り直して、別のボリュームを作成したが、起動している環境のフォーマットを変えないと、そもそもインストーラー起動時にエラーになってしまうようだ。

環境

  • Mac OSX 10.9.2
  • ディスクの空き容量が半分以上ある
    • パーティションを切っていない

やったこと

結局の解決は、ディスクフォーマットを変更して環境を移植するということ。

パーティションを切り、新環境を用意する

OSXでは、起動中に手軽にパーティションを切り直すことが出来る。

参考: http://inforati.jp/apple/mac-tips-techniques/application-hints/how-to-add-or-remove-a-partition-of-macos-hard-disk-drive-with-disk-utility-app.html

パーティションを切って新環境を用意する。

MacbookPro 500Gなので、こんな感じにしてみた

  • 既存環境のOS領域 150G
  • 新環境のOS領域 150G
  • データ領域 150G
  • 管理用のOS領域 50G

VMware等のサイズがでかいけど環境依存ではないデータは、データ領域に移行。
管理用のOS領域には、保険のために作った。
フォーマットはもちろん「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」。

新環境の作成

OSを再起動し、起動時に Command+R を押すと、復元ユーティリティが起動する。

OSXを新環境のOS領域を選択してインストールする。間違っても既存環境を選択しないように。。

データ移植

あとは、新環境から起動して、移行アシスタントを使用して、既存環境からデータを移植し、CS6をインストールする。

移植確認後に既存環境を削除する

移植が完了して問題無いと判断できた時点で、旧環境を消す。
再度、再起動して復元ユーティリティで起動する。

  1. 復元機能を使って、既存の領域に新環境をコピーする
  2. 新環境で起動できることを確認してから新環境の領域を削除する
  3. 既存の領域を広げる

復元機能の参考: http://www.maruko2.com/mw/MacOSX%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%AE%8C%E5%85%A8%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2
復元のソース、復元先を間違えないように!

最終的なディスクのパーティション

  • 新環境のOS領域 300G
  • データ領域 150G
  • 管理用のOS領域 50G

さいごに

当たり前ですが、ディスクをこねくり回すのでバックアップをお忘れなく、自己責任で。
外部ディスクがあれば、もっと簡単に出来るかも。

追記

移行アシスタントを使用して環境移行すると、/etc//usr/以下のファイルやbrewでインストールした設定がちゃんと引き継がれていなかった。

apacheの設定

  • /etc/apache2/extra/httpd-vhosts.conf の設定は移行されていた
  • /etc/apache2/httpd.conf は初期ファイルっぽかったのでコメント外したりする必要があった

brewで入れたもの

いくつか正常に動かなかったので、結局一度 uninstall してから入れなおした。

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