こんにちは!台湾出身の新卒テックマーケター、マリナです。
現在、AIアバタープラットフォーム「Perxona(パーソナ)」を手がけるXRSPACEのマーケティングチームに所属しています。
テックマーケターとして、エンジニアほど深い実装の話はできませんが、「なぜこの技術が必要で、何を解決するのか」を自分なりに整理してみました。同じようにAIアバターに興味を持ち始めた方の参考になれば嬉しいです。
そのアバター、本当に「会話」していますか?
AIアバターが増えている今、多くの製品が「AIと会話できます」を謳っています。でも、実際に試してみると……
- 返答のたびに動きがリセットされる
- 表情が変わらず、ずっと同じ笑顔のまま
- 「こんにちは」と言っても「こんにちは、何かご用件はありますか?」と返ってくるだけ
- 気づいたら話が途切れて、また最初からやり直し
これは「AIが会話している」のではなく、「AIが質問に答えている」だけの状態です。ユーザー体験として、この差は大きい。
この問題を解決するのが、Behavior AI™(自然な動きの生成)と ストーリーボード(会話の流れの設計)の組み合わせです。今回は ストーリーボード を中心に、実際に会話フローを設計してみた話をシェアします。
ストーリーボードとは何か — ノーコードで会話を設計する仕組み
Behavior AI™が「どう話すか」を担当するなら、ストーリーボードは 「何を話すか・どの順番で話すか」をノーコードで設計するビジュアルワークフローツール です。

ノーコードAIでビジネスを加速しており、3つの機能が揃っています:
① ビジュアルワークフローによる会話フロー設計
複雑なプログラミングは必要ありません。自然言語と管理画面だけで設計できます。各パネルには Goal(目標) と Scope(対応範囲) を設定できます。どのパネルに移動するかはAIが会話の文脈を判断して自動で決めます。
[エントリーパネル]
Goal: ユーザーのニーズを把握する
↓(LLMが会話の文脈を解析して遷移)
┌──────────────────────────┐
↓ ↓
[製品問い合わせパネル] [料金確認パネル]
Goal: 製品詳細を説明する Goal: 最適なプランを提案する
↓ ↓
↓(LLMが会話の文脈を解析して遷移)
[CVパネル]
Goal: トライアルや購入へ誘導する
② ナレッジ管理 — アバターの「知識」を設計する
アップロードしたドキュメント・画像・会話履歴・業務データを LLM と RAG が解析し、質問に応じた回答を自動生成。
③ 精度の高い会話品質のコントロール
AIがどの情報を参照し、どのように回答するかを制御できます。「料金を案内する際は季節によって変動する場合がある旨を必ず伝える」「競合他社の話題は避ける」といった制御が自然言語で設定できます。これにより、ブランド方針に沿った一貫性のある回答を実現します。
2つを組み合わせると何が変わるか
Behavior AI™だけあっても、会話の流れが設計されていなければ、感情豊かな一問一答になるだけです。
ストーリーボードだけあっても、アバターの動きが機械的なままなら、台本を読むような印象を与えてしまいます。
2つが揃ったとき、初めて「感情のある会話の流れ」が生まれます。
マーケター的に言うと、ストーリーボードが「カスタマージャーニー」で、Behavior AI™が「接客トレーニング」のようなものです。旅程だけあっても接客が下手なら意味ないし、接客が上手でも旅程がなければゴールに辿り着けない。
実際の数字として、Perxonaの導入事例では:
| 指標 | 結果 |
|---|---|
| 顧客エンゲージメント | +300% |
| コンバージョン率 | 2倍 |
| 解決スピード | 60%短縮 |
| 運用コスト | 40%削減 |
(統計データ・社内ベンチマークより)
テックマーケター視点での導入ポイント
① ペルソナ設定が全て
アバターの回答内容・言葉遣い・トーンは、設定したキャラクターの性格に基づいて動作します。「明るくフレンドリーな受付キャラクター」なら温かみのある言葉遣いで、「冷静でプロフェッショナルなサポート担当」なら簡潔で信頼感のある回答に。関西弁で話す地域キャラクターにも、ちょっとツンデレなブランドマスコットにもなれます。同じ質問でも、性格設定が違えば返し方が変わる——ブランドの「キャラクター像」を最初に定義することが、一貫した体験づくりの出発点です。
② ストーリーボードはCVから逆算して設計する
「最終的にユーザーにどのアクションをとってほしいか」を先に決めて、そこから逆算してパネルを設計すると、CVパネルまでの流れが自然になります。ランディングページ設計と同じ考え方です。
③ ノーコードだからこそ、マーケターが設計できる
ストーリーボードはエンジニアに依頼しなくても自分で触れます。実際、私もエンジニアのサポートなしに基本的な会話フローを設計できました。「マーケターが会話体験を直接設計できる」というのは、思った以上に大きな変化です。
④ 多言語対応は設計段階から
Perxonaは20以上の言語に対応しており、1つのアバターが最大4言語を同時にサポートできます。インバウンド対応を人件費ゼロで実現できる点は、マーケター視点でも非常に大きいです。
⑤ 24時間稼働が人力コスト削減に直結する
深夜の問い合わせ、休日のFAQ対応、繰り返し聞かれる同じ質問——これらをアバターが自動処理することで、スタッフは本当に人が必要な対応に集中できます。導入事例では運用コストが40%削減された実績もあります。
最後に、少しだけ
新卒の私がこの記事を書いているのと同じタイミングで、私たちのチームが台湾から東京に来て、初めてのワークショップを開催することになりました。
AIアバターを実際に触ってみたい方、Perxona がどんなものか気になっている方、台湾から来たチームと交流してみたい方……ぜひ顔を出してもらえると嬉しいです。新卒としても、応援していただけると励みになります😊
Build Your Own AI Avatar — 東京ビルダーワークショップ
6月24日(水)|Startup Japan Tokyo Hub| 約20名
▶ イベントページ:https://luma.com/perxona
▶ 申込:https://forms.gle/Z2Fs9Zajjbo7Q1fV9
Perxonaのことが気になった方は、ぜひ公式サイトを覗いてみてください。無料プランから試せます。
▶ https://www.perxona.ai/jp/home
導入事例をもっと見たい方はこちら
▶ https://www.perxona.ai/jp/our-partners
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