この記事は AWS Advent Calendar 2023 23 日目の記事です。
はじめに
業務でAWSに関わっているため、せっかくなのでAWS資格であるSAA-C03(AWS Certified Solutions Architect - Associate)を取得しようと思い立ちました。
結果は767/1000点(720点ボーダー)でギリギリでした…
試験内容
難易度
中級。AzureでいうとAZ-104と同じくらいのレベルと思っています。
構成
65問、140分です。
受験方法
以下のAWS公式サイトの「試験のスケジュールを立てる」をクリックすると「AWS認定アカウント」のマイページに飛べますのでそこから試験を予約できます。
ページを進んでいくと、途中からピアソンVUEのページに飛んでそこからテストセンターなどを決めます。オンライン受験も可のようです。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/
ちなみに、合否結果は試験会場ではわからず、上記のページからわかります(結果が出ると「試験履歴」ページの「受験履歴」に表示されます)。
私の場合は朝11時半頃に試験が終わり、当日19時頃に結果が出ていました。
試験形式
4択の選択問題のみになります。
勉強方法
とりあえずAWSを触る
業務でAWSを基盤としたシステム設計の検討に関わっていたので、前提となる知識は事前にある程度身についていました。
そんな中意識した点としては実際にAWSを触ることです。それは、試験に受かるだけの勉強ではなく資格取得後も身になる勉強をしたうえで試験に合格したいからです。
具体的には以下のようなことをする中で、知識を蓄えていきました。
・AWSコンソールに入ってEC2を作成し、Web3層システムを構築(VPC周りやEC2に強くなる)
・cloudformationを使って上記の環境を再構築
・ビジネスプランに申し込んで(月額最低$100)Guard DutyやSecurity Hubなどを有効化してみる
・System managerで自分だけの監視ダッシュボードを作ってみる
網羅的に理解できる本を読む
以下の本も読破しました。AWS全体の知識が網羅的かつ体系的に頭に入りました。
「AWS認定資格 ソリューションアーキテクトアソシエイトの教科書: 合格へ導く虎の巻」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BCPNZ9GJ?tag=nokonokonoko0-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
Amazon prime会員であったため、私が閲覧した時点でKindleにて読み放題の本でした。
模擬問題で試験対策
Udemyの「【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)」の模擬問題を仕事のスキマ時間でひたすら反復しました。セールの時に購入したので2000円くらいだったと思います。
https://www.udemy.com/course/aws-knan/
AZ-104を取った時にUdemyの問題集が解説が丁寧でわかりやすかったので今回も利用しました。実際、本番では65問中10問くらいは、ほぼ同じか似たような問題が出題されたと思います。
この問題集はかなり難しい問題が掲載されていると感じました。私の場合、知識が身についてきた終盤でも初見の問題を解くと正解率が20%くらいでした。
なんとか模擬問題の1,2,3,5を全て90%以上とるまで繰り返し、最後の方は問題文を少し見るだけで回答がわかるくらいになっていました(4は時間的に間に合いませんでした)。
最後にPing-t
最後にチョコっとPing-tの無料問題を実施しました。こちらも解説が丁寧でわかりやすかったです。
https://mondai.ping-t.com/g
ですが、例えばEC2とはどのようなサービスですか?のような、本番と比べて簡単な問題が多い印象を受けました。本番ではそのようなシンプルな問題は出題されず、要件を紐解いてそれを実現するための設定値もしくは機能、サービスを答える必要があります。
注意事項等
・試験中、前の問題に戻ることができるので後で見直しが可能です。
・最後の問題のページで次へを押すと見直し用に全ての問題に飛べるリンクページがでます。私はそれを知らずに最後まで解き終えてから65回前へを連打して見直しをしていました…
・解答の選択肢から先に読むと問題文が頭に入りやすいです。
おわりに
Udemyの問題集を解いているときは受かる気がしないと思っていましたが、頑張って解き続けてよかったです。