SageMaker Experiments
『モデル開発における複数のトレーニングジョブ や 異なるパラメータ設定を一元的に管理するためのツール』
これにより、実験の効率が大幅に向上し、モデル開発プロセス全体が組織的に管理できるようになります。
特徴
- トレーニング結果を整理して比較でき、再現性のある実験 が可能です。
- 複数のトレーニングジョブやパラメータ設定を一元的に管理し、各ジョブのバージョン管理 が容易です。
- 実験結果を自動的にデータを可視化することができます。
各トレーニングジョブに記録されるもの
- ハイパーパラメータ
- メトリクス
- 成果
例
- 複数のパラメータの組み合わせを試して、モデルの精度を最大化する設定を見つけたい場合、SageMaker Experimentsを使うと、各実験の結果が自動的に記録され、後からパラメータごとの効果を可視化して確認できます。
- また、トレーニングジョブの結果が記録されることで、他のチームメンバーとも情報を共有しやすくなり、過去の実験設定を容易に再現することが可能です。
トライアル
SageMaker Experimentsでは、各トレーニングの実行データは トライアル と呼ばれます。(エポックではないので注意)
- トライアルは、特定のモデルのトレーニングやハイパーパラメータのチューニングに関連する実行結果を管理し、追跡するための単位です。
- 複数のトライアルを比較することで、どの設定が最も効果的かを確認することができ、機械学習プロセスの効率化と最適化に役立ちます。