はじめに
わたしがGoogle UX Deisng Certificateで得られた素晴らしい体験を、特に重要だと思われるポイントを小さく分割して、わかりやすく簡潔に紹介していきます。
興味があれば、ぜひ Google UX Design Certificateを受講してみてください。
ユーザ中心設計
なぜ、ユーザーを中心としたデザインが重要なのでしょうか?
「ユーザーは製品を購入し、使用する」
Googleの創業者の一人であるラリー・ペイジが語った次の言葉は、現在のGoogleのコアバリューのひとつです。
"There is no replace to personally watch and listen to real people "
ユーザー中心設計は、ユーザーを前面に押し出しています。ユーザーに焦点を当てるということは、彼らのストーリー、感情、そして彼らについて集めた洞察を考慮することです。
4つのプロセス
ユーザー中心設計のプロセスには、4つのステップがあります。
このフレームワークにより、ユーザが実際に使いたいと思う製品を作ることができます。
1.Understand:理解する
ユーザがその製品や類似製品をどのように体験しているかを理解します。そのためにはリサーチが必要です。
2.Specify:特定する
ユーザのニーズを特定します。リサーチに基づいて、どのユーザの問題を解決するのか最も重要なのかを絞り込みます。
3.Design:設計する
解決策を設計します。多くのアイデアを出し、実際に製品を作り始めます。
4.Evaluate:評価する
あなたのデザインは、ユーザーの問題を本当に解決しているかどうか、ユーザとテストすることで、それを知ります。
イテレーションする
このプロセスで重要なことは、イテレーション(反復)です。以前のバージョンに微調整を加えていきます。
ユーザとは誰?
ユーザエクスペリエンスとは、ユーザがその製品やサービスとともに歩む旅です。ユーザーを理解することは、デザインする力を与えてくれます。
プロジェクトの初期に行うUXリサーチのほとんどは、以下を知ることに重点を置いています。
- ユーザーの特徴
- ユーザーの目標
- ユーザーのペインポイント
ここで注意点があります。ユーザーを狭く決めつけないことです。できるだけ多くのユーザーを考慮するために、下記の質問をしてみます。
- ユーザーには、一時的、状況的、恒久的にかかわらず、考慮すべき障害や障がいがあるか?
- ユーザーはテクノロジーにどの程度慣れているか?
- ユーザーはどのように製品やサービスにアクセスしているか?
- ユーザーはいつ、どこで、その製品やサービスにアクセスしていますか?
- すべての潜在的なユーザを考慮しましたか?