はじめに
わたしがGoogle UX Design Certificateで得られた素晴らしい体験を、特に重要だと思われるポイントを小さく分割して、わかりやすく簡潔に紹介していきます。
興味があれば、ぜひ Google UX Design Certificateを受講してみてください。
ストーリーボードとは
UXでは、ストーリーボードは、製品でのユーザーの経験を視覚的に説明し、探索する一連のパネルまたはフレームです。
『デザインの理想的な流れを概説するためのアイデア発想のためのツール』
- ストーリーボードを使ってアイデアをスケッチすることで、体験の流れに沿って作業を進めることができます。
- また、デザインしている製品がどのように使われるかをイメージできるため、ステークホルダーにアイデアを説明する際の視覚的な補助としても機能します。
実際の製品には多くの画面があるかもしれませんが、ストーリーボードは、ユーザーが製品を体験する際の最も重要な部分だけに焦点を当てます。
4つ要素と2種類のストーリーボード
- Character
- 物語の中のユーザー
- Scene
- ユーザーの環境を想像する
- Plat
- デザインの利点や解決策
- Narrative
- 物語はユーザーのニーズや問題、そしてデザインがどのようにその問題を解決するのか
UXデザインでは、一般的に2種類のストーリーボードがあり、どちらも上記4つの重要な要素が盛り込まれています。
- ビックピクチャ・ストーリーボード
- ユーザーが何を必要としているか、その背景、そして、なぜその製品がユーザーにとって有用であるかに焦点を当てます。
- 全体像のストーリーボードは、デザイナーがステークホルダーに自分たちのアイデアを支持してもらおうとするデザインプロセスの初期によく使用されます。
- クローズアップ・ストーリーボード
- 製品やその仕組みに焦点を当てます。
- デザインプロセスの中盤から終盤に使用するのが最適です。
ストーリーボードを作成してみる
6コマのストーリーボードにする例を見てみます。
- 例)プロブレム・ステートメント
- アマルはアスリートで、参加したいクラスがすぐに満員になるので、ワークアウトのクラスに申し込む方法を必要としています。
- 例)ゴール・ステートメント
- アスリートであるユーザーが、ワークアウトクラスに早く申し込めるようにする。
ビジュアル
アプリやサービスを利用したユーザーの体験をガイドするものです。
キャプション
ストーリーの各コマを説明するテキストです。スケッチするのが難しいインタラクションを描くのに便利です。
- アマルはジムにいて、今日のワークアウトクラスに参加できないのでイライラしています。
- アマルはソファに座っていて、携帯電話のアプリを開いています。
- 携帯電話を拡大し、アマルがカレンダーを見て、ワークアウトクラスの予定を入れたい日を選んでいるところを映しています。
- アマルがワークアウトクラスを選択しています。
- アマルが確認画面で、ボタンをタップしてクラスを確定しています。
- ワークアウトクラスに参加するアマルを笑顔で描いています。