はじめに
わたしがGoogle UX Design Certificateで得られた素晴らしい体験を、特に重要だと思われるポイントを小さく分割して、わかりやすく簡潔に紹介していきます。
興味があれば、ぜひ Google UX Design Certificateを受講してみてください。
アイディエーションとは
問題を定義できたら、問題を解決するためのアイディエーションフェーズに移ります。
『与えられたトピックについて、判断や評価を試みることなく、幅広いアイデアを生み出すプロセス』
重要なこと。
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幅広いアイデア
- アイディエーションは、たくさんのアイデアを出すことです
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判断しない
- 判断して捨てることなく、あらゆるアイデアを探求することが必要です。おかしなアイデアでも、実はとても価値のあるものだったりします。
アイディエーションの醍醐味は、「悪いアイデアはない」というメンタリティです。
たくさんのアイデアを出すのが苦手でも、心配はいりません。デザイナーという職業は、意図的にできるだけ多くのアイデアを模索し、そのうちのいくつかは、あるいはほとんどはうまくいかないとわかっているものなのです。そして、たくさんのアイデアを出す練習をすればするほど、それが自然に感じられるようになります。
アイディエーションのポイント
- デザイナーは、個人でもグループでも、声を出してブレインストーミングを行う。
- すべてのアイデアは、付箋紙やホワイトボードに記録されることが多い。
- 目標は質より量のアイデアなので、できるだけ多くのアイデアを共有する。
- この段階では、評価は許されない。
- グループでブレーンストーミングを行う場合は、異なる背景や視点を持つ多様なチームを集める。
- 当たり前のことを疑ってみる。
- アイデアを検討する際には、どのアイデアを選ぶか、その理由を持つことが重要である。
アイディエーションを評価する方法
- 『Feasible』 技術的に可能か?
- 『Desireble』 あなたが注目しているユーザーの問題を解決しているか?
- 『Viable』 ビジネスとして金銭的なメリットがあるか?
もし、この3つの基準を満たすアイデアがあれば、それは前進するための良い選択肢となるかもしれません。
サンプル
オリビアは、2歳のルカが自分の自転車に乗れないので、一緒に自転車に乗る方法を必要としている親です。この問題に対するソリューションは、すでにたくさん存在しています。しかし、それが新しい製品であると想像してみましょう。
- 大人の後ろにシートを付ける。
- 大人の前にシートを付ける。
- 二人乗りの自転車を作る。
- 子供は大人と一緒にペダルを踏む。
- 子供が大人の後ろに乗るためのミニバイクを付ける。
- 子供が座るためのバスケットをハンドルに付ける。
- バイクのサイドカーを付ける。
- 大人のヘルメットにシートを付ける。
- 自転車の後ろに引く屋根付きトレーラーを付ける。
これらのアイデアの中には、ばかげたものもあるのでしょうか?
もちろんです。しかし、アイデアを練るときは、当たり前のアイデアを押しのけて、革新的なアイデアを見つけたいものです。
ビジネスニーズを認識する
アイディエーションでは、デザインするビジネスについて考えることも重要です。
UXデザイナーは、しばしばマーケティングやブランディングのチームと密接に仕事をします。
それは、ブランディングが、ユーザーが製品をどのように体験するかに大きな影響を与えるからです。
さいごに
アイディエーションには膨大な時間がかかりますが、とても楽しい作業でもあります。アイディエーションは、ユニークなソリューションを思いつくことを後押ししてくれます。
アイデアを出すときは、あなたの創造力をフルに発揮してください。