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Google UXデザイン:アイディエーションを理解する

Last updated at Posted at 2022-10-21

はじめに

わたしがGoogle UX Design Certificateで得られた素晴らしい体験を、特に重要だと思われるポイントを小さく分割して、わかりやすく簡潔に紹介していきます。

興味があれば、ぜひ Google UX Design Certificateを受講してみてください。

アイディエーションとは

問題を定義できたら、問題を解決するためのアイディエーションフェーズに移ります。

『与えられたトピックについて、判断や評価を試みることなく、幅広いアイデアを生み出すプロセス』 

重要なこと。

  • 幅広いアイデア

    • アイディエーションは、たくさんのアイデアを出すことです
  • 判断しない

    • 判断して捨てることなく、あらゆるアイデアを探求することが必要です。おかしなアイデアでも、実はとても価値のあるものだったりします。

アイディエーションの醍醐味は、「悪いアイデアはない」というメンタリティです。

たくさんのアイデアを出すのが苦手でも、心配はいりません。デザイナーという職業は、意図的にできるだけ多くのアイデアを模索し、そのうちのいくつかは、あるいはほとんどはうまくいかないとわかっているものなのです。そして、たくさんのアイデアを出す練習をすればするほど、それが自然に感じられるようになります。

アイディエーションのポイント

  • デザイナーは、個人でもグループでも、声を出してブレインストーミングを行う。
  • すべてのアイデアは、付箋紙やホワイトボードに記録されることが多い。
  • 目標は質より量のアイデアなので、できるだけ多くのアイデアを共有する。
  • この段階では、評価は許されない。
  • グループでブレーンストーミングを行う場合は、異なる背景や視点を持つ多様なチームを集める。
  • 当たり前のことを疑ってみる。
  • アイデアを検討する際には、どのアイデアを選ぶか、その理由を持つことが重要である。

アイディエーションを評価する方法

  1. 『Feasible』 技術的に可能か?
  2. 『Desireble』 あなたが注目しているユーザーの問題を解決しているか?
  3. 『Viable』 ビジネスとして金銭的なメリットがあるか?

もし、この3つの基準を満たすアイデアがあれば、それは前進するための良い選択肢となるかもしれません。

サンプル

オリビアは、2歳のルカが自分の自転車に乗れないので、一緒に自転車に乗る方法を必要としている親です。この問題に対するソリューションは、すでにたくさん存在しています。しかし、それが新しい製品であると想像してみましょう。

  • 大人の後ろにシートを付ける。
  • 大人の前にシートを付ける。
  • 二人乗りの自転車を作る。
  • 子供は大人と一緒にペダルを踏む。
  • 子供が大人の後ろに乗るためのミニバイクを付ける。
  • 子供が座るためのバスケットをハンドルに付ける。
  • バイクのサイドカーを付ける。
  • 大人のヘルメットにシートを付ける。
  • 自転車の後ろに引く屋根付きトレーラーを付ける。

これらのアイデアの中には、ばかげたものもあるのでしょうか?
もちろんです。しかし、アイデアを練るときは、当たり前のアイデアを押しのけて、革新的なアイデアを見つけたいものです。

ビジネスニーズを認識する

アイディエーションでは、デザインするビジネスについて考えることも重要です。

UXデザイナーは、しばしばマーケティングやブランディングのチームと密接に仕事をします。

それは、ブランディングが、ユーザーが製品をどのように体験するかに大きな影響を与えるからです。

さいごに

アイディエーションには膨大な時間がかかりますが、とても楽しい作業でもあります。アイディエーションは、ユニークなソリューションを思いつくことを後押ししてくれます。

アイデアを出すときは、あなたの創造力をフルに発揮してください。

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