はじめに
わたしがGoogle UX Design Crtificateで得られた素晴らしい体験を、特に重要だと思われるポイントを小さく分割して、わかりやすく簡潔に紹介していきます。
興味があれば、ぜひ Google UX Design Certificateを受講してみてください。
2つの忠実度デザイン
デザインとは、ユーザーが経験している現実の問題を解決するものです。そして、強いデザインは常にユーザーを前面に押し出すものです。
デザインはさまざまなレベルの忠実度(Fidelity)を持つことができます。UXでは、忠実度は、デザインが最終製品の外観と感触にどれだけ近いかを意味します。
Low-fidelity design(lo-fi、ローファイ)
- デザインが低忠実度である場合、それは複雑さの度合いが低く、洗練されていない、または磨かれていないことを意味します。
- UXデザイナーが低忠実度のデザインを使うのは、アイデアを素早く出し、探求の余地を残しておきたいときです。
High-fidelity design(hi-fi、ハイファイ)
- デザインが高忠実度である場合、それは最終製品の外観や質感と密接に一致し、全体としてより洗練されたものであることを意味します。
- UXデザイナーが高忠実度を使うのは、実際の製品のように見えるデザインをテストして、ユーザーからより具体的なフィードバックを得たいときです。
ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームは、低忠実度デザインの1つです。
ワイヤーフレームは、手書きでもデジタルツールでも作成できますが、通常、紙に絵を描くことからワイヤーフレームを作り始めます。
特徴①基本的なページ構成を確立
ワイヤーフレームは、色や画像などのビジュアルを追加する前に、ページの基本構造を確立します。そのため、プロジェクトの初期にチームが同じ見解を持つためのアウトラインとして機能します。
特徴②製品の意図された機能を強調
ワイヤーフレームを描くときは、要素が全体的な機能にどのように役立つかを考える必要があります。例えば、ボタンの機能は明確であるべきで、その機能はボタンの描き方によって表現される。
特徴③デザイナーの時間とリソースを節約
ワイヤーフレームを使うことで、チームはさまざまなデザインの選択肢を素早く試すことができます。また、プロジェクトに関わるすべての人にとってのガイドとなり、のちの時間を節約できます。