はじめに
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Pre-SEO work
組織のSEOを担当するデジタルマーケターとして、いくつかの事前作業を行う必要があります。このプレワークを行わずにSEOを実施すると、いくつかの問題が発生します。
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SEOを依頼する企業や組織
- 実施した作業が、組織の目標に合致していない可能性があります。自分の行っている作業が、組織の目標達成に役立つものであることを確認する必要があります。
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潜在的なWebサイト訪問者
- もし、あなたがやっている仕事が、訪問者とつながっていないとしたらどうでしょう?さらに悪いことに、訪問者を遠ざけてしまっていたらどうでしょう?
SEOを実施する前に事前準備をすることで、こうした状況を回避することができます。ここでは、SEOの作業を行う前に考慮すべきいくつかの要因について説明します。
あなたのWebサイトや組織の目標を知る
どのようなSEO対策を行うかは、その目標によって異なります。目標を明確にすることが重要です。そして、その目標にポジティブな影響を与えることができると確信できる仕事をすることです。
マーケティングの専門家として、あなたはこれらの目標に影響を与えることができることを忘れないでください。ほとんどの経営者は、売上を上げたい、収入を増やしたいと思っているはずです。
- 例えば、あなたが作成したビジネス用のマーケティングフォームが、メール収集を優先しているとします。見込み客からメールを集めれば、売上につながることはご存じでしょう。そこで、SEOを実施する側としては、メール収集のためのコンテンツ作りを優先するわけです。
顧客をよく知ること
この原則があるからこそ、以前顧客ペルソナを紹介しました。SEOを行う前に、あなたのコンテンツを読み、体験する人々を本当に理解する必要があります。
潜在顧客が、問題解決に役立つWebサイトを訪問したとしましょう。もし彼らがいくつかの文章を読んだり、つながりのないビジュアルを体験したら、ただ単純に去っていくでしょう。問題解決に役立つサイトが他にいくつもあるのですから。
さらに、訪問者の意図を知る必要があります。彼らは何を達成したいのでしょうか?直接的にコミュニケーションをとり、最終的にその目的を達成する手助けをするのです。

顧客向けコンテンツのブレインストーミング
まず人のためにコンテンツを作るということがどういうことかを理解するためには、SEOの仕事がどういうものかを理解する必要があります。
コンテンツを作成したり、コンテンツを改善したりする際には、すでにSERPsに表示されているものを見直すことになります。GoogleのSERPsが人に見せたいと信じているもののためにコンテンツを作る習慣に陥りがちです。すでにうまくいっているのであれば、同じようなコンテンツを作ればいいだけですからね。
しかし、優れたSEOベースのコンテンツマーケティング担当者は、まずGoogleの検索結果のためにコンテンツを作成することはありません。彼らは、まず人々のためにコンテンツを作成し、次にGoogleのためにコンテンツを作成します。
これはどういうことでしょうか?それは、検索結果に表示されている情報よりも、検索者が必要としている情報を優先し、考慮するということです。不足している情報はないか?
- 例えば、写真や動画など、より視覚的に説明したほうがいいのか?検索結果の記事がすべてテキストベースだからといって、それが検索者の求めるものであるとは限りません。
競合他社をよく知ること
SERPsで上位にランクインするためには、多くの場合、競合他社よりも優れたコンテンツを作成する必要があります。より良いというのは、人によって意味が異なることを忘れないでください。それは、
- テキストの代わりにビデオかもしれません。
- ポイントを説明するために長いストーリーやケーススタディを含めるなど、より深いコンテンツかもしれません。
- より短く、より簡潔なコンテンツかもしれません。
それを見極めるのがマーケッターとしてのあなたの仕事です。競合より優れたコンテンツを作るには、競合が作ったものを研究する必要があります。彼らがやったことを研究し、それをより良くするのです。全ては、理想のお客様を念頭に置きながら。