はじめに
この記事は、ゲームプログラミングや深層学習を始めるに辺り、数学の理解の乏しさを痛感した筆者が、HaskellやPythonを電卓にして、数学を学び直そう、数式が読めて理解ができるようになろう。という試みである。
このシリーズは、
「まず数学記号を読めて、意味が理解できるようになろう」
「ついでにそれをソースコードで表せるようになろう」
が目標の、かなり小馬鹿にしたようなものとなるので、ご容赦いただきたい。
筆者性能
- 全日制普通科高校卒業(2009年)
- 基本情報技術者試験合格(2010年)
- 2年制情報系専門学校卒業(2011年)
とは言ったものの、
- 中学時代から数学の赤点ギリギリコース
- 高校時代も赤点ギリギリコース
- 専門学校でビット演算を習ってようやく論理和・積が理解できた(はず)
- 高校で物理は受講していたが、やっぱり赤点ギリギリ
である。
まず文章題の読み解きに時間がかかる。更にいうと、それをどうやって数式に起こしたり、数学で処理するのかが思いつかない。三角関数の波を描くグラフも、5年前(つまり高校を卒業して5年後)に意味がわかった。それくらい数学オンチである。
奇遇にも、自分のような数学のつまづき方をした方がいたら、
「ああ、こいつはそうやって理解したんだ」
という参考になれば幸いである。
目次(TODOリスト)
- 集合(論理和・論理積): やっぱりド・モルガン考えた時点でそのロジックはやばい
- 指数・対数: 数字の圧縮と展開と考えれば……
- 微分・積分: 図形・グラフをビロンビロン
- 関数: プログラマなら
def
,function
,proc
とか使ってるやん - 三角関数(sin, cos, tan): 横軸って、時間では?
- 数列・数級: for文でぶん回せるのでは? え、違うの?
- 統計: ああ、プログラミングができてよかった
- etc...
参考書籍・参考Webページ
- 数学 こんな授業を受けたかった!(岡部恒治・長谷川愛美:日本実業出版社 2007年 ISBN978-4-534-04318-4)
- Pythonからはじめる数学入門(Amit Saha 著・黒川利明 訳:オライリー・ジャパン 2016年)
- Dive Into Python 3 日本語版
- 高等学校数学 - Wikibooks