tl;dr
- 2日も投稿が遅れてしまいました。
- 日本語訳で最新の翻訳途中のもので良ければこちら
- Godot Engineの翻訳プロジェクトページはこちら
- できそうなところから翻訳して構わないです。
- 原文で検索してそこから翻訳。
- 翻訳のレビューだけでもお気軽に。
- だけど機械翻訳そのまま貼り付けは止めておこうね。
まず、 @tomon9086 さんに「Godot Game Engine」のアドベントカレンダーを立ち上げていただいたことと、1日目から5日目まで記事をかいていただいたことに感謝申し上げます。
ということで、この記事は2日遅れの6日目の記事となりまして、Godot Game Engineのドキュメント翻訳にご助力いただきたく、この記事をかいております。
日本での Godot Game Engine 認知が少ない問題
実は有志の方が日本でもプレゼンしてくださったりしているのですが、私の周りのゲーム開発の勉強会でGodotと言うと、
「名前は聞いたことがありますが……」
という反応が関の山です。
Godot Game Engine は ユーザー登録なし で Linuxでも開発が可能で そのポテンシャルはUnityやUnreal Engineにも退けをとらないと私は思っています。それぞれのゲームエンジンのトレイラー映像を比較すると、そうは見えないようで残念ですが……。
一番はGodot Game Engineでビッグタイトルを開発するのがGodot Game Engineの認知度を上げることになると思いますが、それは中々難しい話なので……、せめてビッグタイトルが日本から産まれる可能性を高めるために、Godot Game Engineの学習がてらドキュメントの翻訳したらいいのではないかと私は思っております。
Godot Game Engineのドキュメント翻訳
「そもそもGodot Game Engineの公式ドキュメントってどこにあるの?」
というところですが、2019-12-08現在は、公式ページ のヘッダーの「LEARN」から辿ることができます。
なお、日本語に翻訳したものは、こちら。
「Read the Docs」で公開されているソフトウェアのドキュメントを読み慣れている方にはいらぬ説明とは思いますが、Godotの公式ドキュメントからのたどり方は、ページ左下の、
「Read the Docs v:latest▼」
というところが折りたたみドキュメントになっておりますので、そこをクリック。
折り畳まれたドキュメントの中に「language」の項目の中から「ja」のリンクをクリックすると、日本語訳したドキュメントのページに飛べます。
ではドキュメントの翻訳管理はどこかと言うと、WeblateというWebサービスで運用しております。
これで翻訳プロジェクトの入り口は私なりに示せたと思っておりますが、「もう少し解説がほしい」などありましたら、この記事とかにコメントいただけると幸いです。
翻訳の全体の取りまとめとか
私個人が把握している情報でしかないので確証はできませんが、気が向いたときに気が向いたところを翻訳・レビューするくらいでいいと思います。
Weblateの仕様上自分が翻訳したいところに飛ぶには、翻訳ページの検索機能で原文をキーワードにして飛んでいくしか無さそうです(自分が把握しきれていないだけかな?)。
翻訳諸注意 2019-12-09 追記
と、一通り書いてふと思い出したのですが、機械翻訳等の結果を張り付ける際は、機械翻訳サービスの利用規約を確認しましょう。
理由ですが、公式ドキュメントの「このドキュメントについて」から引用させていただきますと、
このコンテンツは「Juan Linietsky」、 「Ariel Manzur」そして「Godot Engine コミュニティ」によって、クリエイティブ・コモンズ-表示 3.0(CC-BY 3.0)ライセンスの下、管理されております。
故に、翻訳内容はあくまで「Godot Engine コミュニティ」の共有の著作物となります。
そのため、自動翻訳システムの利用規約として、
「翻訳結果は、翻訳を依頼した人物が再配布をしてはならない」
などの条文が書かれている翻訳ソフトやサービスの翻訳結果が入ってしまうと、最悪全て1から翻訳し直しということならまだしも、翻訳を担当したあなたや、Godot Engine コミュニティに賠償金などの損害を与えてしまう可能性も発生します。
とはいえ、Google翻訳に関しては、「はてな匿名ダイアリー」の記事になってしまいますが、こちらの「ウィキメディア財団の見解」の項を引用すると、
ウィキメディア財団の法務チームは、Google翻訳した文書のウィキペディア内での利用についての見解を公開しています。
https://meta.wikimedia.org/wiki/Wikilegal/Copyright_for_Google_Translations
これはアメリカの法律に基づく話ですが、CC-BY-SA 3.0やそれに類似するライセンスのコンテンツをGoogle翻訳で翻訳してウィキペディアで使用してもGoogleの著作権を侵害する可能性はとても低い(very unlikely)と結論づけています。
とのことです。
私も念のためウィキメディア財団のページを確認しましたが、はてな匿名ダイアリーの著者の意見と同じく捉えました。
したがって、Godot Game Engineのドキュメント翻訳には、もろ手を上げてとは言えないものの 、Google翻訳の翻訳結果に関しては使用可能と私は考えます。
おわりに
Godot Game Engine の公式ドキュメントのマークアップはreStructuredText というものでかいております。MarkDownじゃないですが、そこまで悩む軽量マークアップ言語ではないはずです。
ちょっと仕事や勉強の息抜きに、ドキュメント翻訳をお手伝いしてみませんか?
P.S.
実はこの記事を書くに当たって、初めて日本語訳ドキュメントのありかを見つけました。恥ずかしすorz
次は2019-12-08現在のカレンダーの登録状況から察するに、自分が実際にGodotでゲームを作るはずです……できるのか?