この記事は「2026 Japan AWS Jr.Champions 真夏の Qiita リレー」の37日目の記事となります。
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はじめに
こんにちは!
JAWS SONICが面白くて記事の仕上げがなかなか進まなかったマナティです(笑)
あとでJAWS SONICの感想とかも書けたらいいなぁ…と思いつつ、私もこちらのバトン繋がねば…!
と、いうことで!
Amazon Bedrock Guardrails、皆さんは使ってますか??(強引)
有害コンテンツのフィルタリング、PII(個人情報)の検出とブロック、拒否トピックの設定など、モデルの入出力を守る仕組みが一通り揃っているやつですね。
2026年8月27日にAWS Security Blogに出た記事を読んでたときのことです。
上記で指摘されていたことはシンプルで、Guardrailsが守っているのは「モデル境界」だけよ、というものでした。
エージェントがツールを呼び出すとき、そのパラメータもツールの戻り値も、Guardrailsのチェック対象外になり、公式ドキュメントでもそのような記載がありました。
This filter evaluates text content only. In tool use (function calling) workloads, it does not evaluate the following, so PII in these fields is neither blocked nor masked:
- PII the model generates into tool call arguments (
toolUse.inputin Converse)- PII in tool results your application returns to the model (
toolResult)- PII in the tool definitions you supply (
toolSpec.description,toolSpec.inputSchema)
ただ、今回読んだ記事には実際に素通りしてしまうのかの検証までは行われていませんでした。
本当に素通りするのかしら?
フックを入れたら止まるの?
レイテンシはどれくらい増えちゃうの?
気になったので、これら3つの疑問を実際の挙動を見て確認してみました!
今回やったこと
同じStrands Agentsエージェント(web_search + get_customer_data ツール)を使って、3つの検証を行います。
- Guardrailsだけの状態で、ツール経由のPIIが素通りするか確認
- Strands Hooksで3チェックポイントを追加して、同じケースで再テスト
- フックの追加によるレイテンシ増加を計測
準備:Bedrock Guardrailsの設定
今回は2つのGuardrailを作りました。
| Guardrail A(厳しめ) | Guardrail B(緩め) | |
|---|---|---|
| 名前 | blog-guardrail-strict |
blog-guardrail-pii-mask |
| 用途 | web_search向け | get_customer_data向け |
| コンテンツフィルタ | 全カテゴリ「高」 | なし |
| PII検出 | NAME, EMAIL, PHONE, CARD → ブロック | NAME, EMAIL, PHONE, CARD → マスク |
AWSマネジメントコンソールでの設定手順は以下の折りたたみに入れています。Guardrailの作成に慣れている方はスキップしてください。
Guardrail Aの作成手順(コンソール操作 / クリックで開く)
「ガードレールを作成」をポチっとします。
ステップ1で名前とブロック時のメッセージを入力します。
ステップ2のコンテンツフィルタでは、有害カテゴリ(憎悪・侮辱・性的・暴力・不正行為)のフィルタ強度をすべて「高」に設定します。
ステップ3と4は特に設定しないで次に進みます。
ステップ5の機密情報フィルタでPIIタイプを追加します。NAME, EMAIL, PHONE, CREDIT_DEBIT_CARD_NUMBERの4つを、Input/Outputともに「ブロック」で設定しました。
作成完了後の詳細画面でガードレールIDを確認できます。このIDをコードに設定します。
コンソール上でテスト(Guardrail A: ブロック / クリックで開く)
コンソール上でPII入りテキストを入力してテストしてみます。
「山田太郎の電話番号は090-1234-5678です。」と入力して実行すると…
「安全ガードレールによりブロックされました。」と表示されました。
トレースを見ると、NAME(山田太郎)とPHONE(090-1234-5678)が検出・ブロックされています。入力テキストに含まれていないEMAILとCREDIT_DEBIT_CARD_NUMBERはDetected: FALSEになってますね。
Guardrail Bの作成(マスク設定 / クリックで開く)
Guardrail Bは同じPIIタイプ4つを「マスク」で設定してみます。ブロックとの違いは、PIIを{NAME}のようなプレースホルダーに置換して通すところですね。
トレースでもNAMEとPHONEが「マスク済み」と確認できましたね。
Guardrail自体はちゃんと動いています。
テキストを直接渡せば、ブロックもマスクも期待通りです。
では、本題のエージェントのツール呼び出しを経由したらどうなるのでしょうか??
準備:Strands Agentの実装
ツール定義
検証用に2つのツールを用意しました。どちらもmockで、意図的にPIIを含むデータを返します。
from strands import tool
@tool
def get_customer_data(customer_id: str) -> str:
"""Retrieve customer record by ID."""
return (
"顧客情報:\n"
" 氏名: 山田太郎\n"
" メール: yamada-taro@example.com\n"
" 電話番号: 090-1234-5678\n"
" カード番号: 4111-1111-1111-1111\n"
" プラン: プレミアム"
)
@tool
def web_search(query: str) -> str:
"""Search the web and return result snippets."""
return (
f"検索結果: '{query}'\n\n"
"1. AWS公式ドキュメント - Amazon Bedrock Guardrailsの概要\n"
" 著者: 田中一郎 (ichiro.tanaka@example-corp.com)\n"
" 連絡先: 03-1234-5678\n"
)
get_customer_dataが氏名・メール・電話番号・カード番号をすべて返します。実際のシステムでも、DBからの取得結果にPIIが含まれますよね。このユースケースで試してみます。
GuardrailHookの実装
フックはAWS公式記事のアプローチに従って、Strands AgentsのHookProviderを使ったGuardrailHookを実装してみます。
from strands.hooks import HookProvider, HookRegistry
from strands.hooks.events import (
BeforeInvocationEvent,
BeforeToolCallEvent,
AfterToolCallEvent,
)
class GuardrailHook(HookProvider):
def __init__(self, guardrail_id, guardrail_version, region_name,
tool_names=None):
self.client = boto3.client("bedrock-runtime", region_name=region_name)
self.guardrail_id = guardrail_id
self.guardrail_version = guardrail_version
self.tool_names = tool_names # Noneなら全ツール対象
def register_hooks(self, registry: HookRegistry, **kwargs):
registry.add_callback(BeforeInvocationEvent, self.validate_inbound)
registry.add_callback(BeforeToolCallEvent, self.validate_input)
registry.add_callback(AfterToolCallEvent, self.validate_output)
def _check(self, content, source="INPUT"):
"""ApplyGuardrail APIを呼んで判定する。"""
response = self.client.apply_guardrail(
guardrailIdentifier=self.guardrail_id,
guardrailVersion=self.guardrail_version,
source=source,
content=[{"text": {"text": content}}],
)
return response
# Checkpoint 1: ユーザー入力の検証
async def validate_inbound(self, event: BeforeInvocationEvent):
...
# Checkpoint 2: ツールパラメータの検証
async def validate_input(self, event: BeforeToolCallEvent):
if self.tool_names and event.tool_use["name"] not in self.tool_names:
return
for value in event.tool_use.get("input", {}).values():
if isinstance(value, str) and not self._is_safe(self._check(value)):
event.cancel_tool = "ガードレールによりブロックされました。"
return
# Checkpoint 3: ツール結果の検証
async def validate_output(self, event: AfterToolCallEvent):
if self.tool_names and event.tool_use["name"] not in self.tool_names:
return
content = "\n".join(
b["text"] for b in event.result.get("content", []) if "text" in b
)
if content:
resp = self._check(content, source="OUTPUT")
if not self._is_safe(resp):
event.result = {
"toolUseId": event.result["toolUseId"],
"status": "error",
"content": [{"text": "ツール結果がガードレールによりブロックされました。"}],
}
3つのチェックポイントの役割は以下の通りになります。
| Checkpoint | タイミング | フック | チェック対象 |
|---|---|---|---|
| 1 | モデル推論前 | BeforeInvocationEvent |
ユーザー入力 |
| 2 | ツール実行前 | BeforeToolCallEvent |
モデルが生成したツールパラメータ |
| 3 | ツール実行後 | AfterToolCallEvent |
ツールの戻り値 |
Checkpoint 2でevent.cancel_toolにメッセージを設定するとツール実行がキャンセルされ、そのメッセージがモデルにツール結果として返ります。モデルはそれを見て「ブロックされた」と理解し、別の対応をとります。
Checkpoint 3ではevent.resultを書き換えて、PIIを含むツール結果をブロックメッセージに差し替えます。
エージェントの組み立て
from strands import Agent
from strands.models import BedrockModel
model = BedrockModel(
model_id="us.anthropic.claude-sonnet-4-5-20250929-v1:0",
boto_session=session,
guardrail_id="r7f23m53jktg",
guardrail_version="DRAFT",
guardrail_trace="enabled",
)
hook = GuardrailHook(
guardrail_id="r7f23m53jktg",
guardrail_version="DRAFT",
region_name="us-east-1",
)
agent = Agent(
model=model,
tools=[web_search, get_customer_data],
system_prompt="あなたは親切なアシスタントです。",
hooks=[hook], # ← ここでフックを追加
)
検証① Guardrailsだけで守れるの? 守れないの?
まずGuardrailHookを付けない状態でテストしてみます。
BedrockModelにGuardrailsは設定済みなので、モデル境界の入出力チェックは有効です。
今回は、4つの想定ケースを試しました。
ケース①:プラン名だけ聞く
──────────────────────────────────────────────────
シナリオA: プラン名だけ聞く(PIIを含むツール結果がモデルのコンテキストに入るが、応答にはPIIが出ない想定)
──────────────────────────────────────────────────
プロンプト: 顧客ID C-001は何のプランに加入していますか?プラン名だけ簡潔に答えてください。
Tool #1: get_customer_data
プレミアム
[応答全文]
プレミアム
素通りしました。ツール結果には氏名・メール・カード番号がすべて含まれていますが、モデルの応答がプラン名だけだったため、OUTPUT Guardrailsは発動していません。
ケース②:全情報を聞いてみる
──────────────────────────────────────────────────
シナリオB: 全情報を聞く(モデル応答にPIIが含まれる想定)
──────────────────────────────────────────────────
プロンプト: 顧客ID C-001の情報を教えてください。
Tool #1: get_customer_data
安全ガードレールによりブロックされました。
[応答全文]
安全ガードレールによりブロックされました。
こちらはブロックされましたね。モデルがPIIを含む応答を生成しようとしたので、OUTPUT Guardrailsがキャッチしています。
ケース③:連絡先の件数だけ聞いてみる
──────────────────────────────────────────────────
シナリオC: 顧客情報の件数を聞く(PIIを処理するが応答には数値のみ)
──────────────────────────────────────────────────
プロンプト: 顧客ID C-001の情報を取得して、その顧客の連絡先は何件登録されていますか?数だけ答えてください。
Tool #1: get_customer_data
**2件**
[応答全文]
**2件**
これも素通りですね。モデルはPII(メール、電話番号)を読み取って件数を数えていますが、応答に含めなかったのでGuardrailsは発動しませんでした。
ケース④:Web検索させてみる
──────────────────────────────────────────────────
シナリオD: PIIなしのプロンプトでWeb検索(ツールパラメータの検証有無を確認)
──────────────────────────────────────────────────
プロンプト: 最新のAWS Bedrock Guardrailsの情報をWebで検索してください。
Tool #1: web_search
安全ガードレールによりブロックされました。
[応答全文]
安全ガードレールによりブロックされました。
ブロックされました。web_searchの戻り値に著者名・メールが含まれていて、モデルがそれを応答に含めようとしたのでキャッチされています。
検証①の結果
| ケース | ツール結果にPII | モデル応答にPII | Guardrails | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| ①: プラン名だけ | あり | なし | スルー | 素通り |
| ②: 全情報 | あり | あり | ブロック | キャッチ |
| ③: 件数だけ | あり | なし | スルー | 素通り |
| ④: Web検索 | あり | あり | ブロック | キャッチ |
結果からパターンが見えてきました。
モデルが応答にPIIを含めればGuardrailsがキャッチするけど、含めなければ素通りしてしまい、ツール結果自体はチェックされないというものでした。
現にケース①と③では、PIIがモデルのコンテキストに入り処理され、検証されないまま通過しています。
検証② フックを追加して再テストしてみたよ
素通りしたケースにフックを追加
検証①で素通りしたケース①と③に、GuardrailHookを追加して再テストしました。
ケース①の再テスト:
--- シナリオA再テスト(プラン名だけ聞く) ---
プロンプト: 顧客ID C-001は何のプランに加入していますか?プラン名だけ簡潔に答えてください。
Tool #1: get_customer_data
[CP3] BLOCKED tool output: get_customer_data -> 顧客情報:
氏名: 山田太郎
メール: yamada-taro@example.com
電話番号: 090-...
申し訳ございません。顧客ID C-001の情報にアクセスできませんでした。セキュリティ上の制限により、このデータを取得することができません。
[応答全文]
申し訳ございません。顧客ID C-001の情報にアクセスできませんでした。セキュリティ上の制限により、このデータを取得することができません。
--- ApplyGuardrail Metrics ---
[INPUT ] SAFE 1048.3ms guardrail=r7f23m53jktg
[INPUT ] SAFE 435.0ms guardrail=r7f23m53jktg
[OUTPUT] INTERVENED 433.2ms guardrail=r7f23m53jktg
Average latency: 638.8ms (3 calls)
ケース③の再テスト:
--- シナリオC再テスト(件数だけ聞く) ---
プロンプト: 顧客ID C-001の情報を取得して、その顧客の連絡先は何件登録されていますか?数だけ答えてください。
Tool #1: get_customer_data
[CP3] BLOCKED tool output: get_customer_data -> 顧客情報:
氏名: 山田太郎
メール: yamada-taro@example.com
電話番号: 090-...
申し訳ございません。顧客ID C-001の情報取得がシステムのセキュリティ制限によりブロックされました。
--- ApplyGuardrail Metrics ---
[INPUT ] SAFE 955.7ms guardrail=r7f23m53jktg
[INPUT ] SAFE 378.0ms guardrail=r7f23m53jktg
[OUTPUT] INTERVENED 1102.3ms guardrail=r7f23m53jktg
Average latency: 812.0ms (3 calls)
どちらもCheckpoint 3(AfterToolCallEvent)がツール結果のPIIを検出してブロックし、検証①で素通りしたケースがフックの追加で止まりました。メトリクスを見ると[OUTPUT] INTERVENEDと出ていて、ツール結果の検証(source=OUTPUT)でGuardrailsが介入したことが分かります。
どのチェックポイントが効いているか
ケース①のプラン名だけ聞くところで、チェックポイントを1つずつ有効にして試しました。
| Checkpoint構成 | 結果 |
|---|---|
| Checkpoint 1のみ(Inbound) | 素通り |
| Checkpoint 2のみ(ToolInput) | 素通り |
| Checkpoint 3のみ(ToolOutput) | ブロック |
| 全Checkpoint | ブロック |
Checkpoint 3(ToolOutput)だけがこのケースを防げることが分かりました。
Checkpoint 1はユーザー入力にPIIがないので通過し、Checkpoint 2はツールパラメータ「C-001」にPIIがないので通過してしまいます。
ツール結果のPIIを検証するにはCheckpoint 3が必須という結果になりました。
ツールごとに異なるGuardrailを適用する
web_searchにはGuardrail A(ブロック)、get_customer_dataにはGuardrail B(マスク)を適用してみました。
get_customer_data(マスク)の結果:
--- get_customer_data(Guardrail B = ANONYMIZE) ---
プロンプト: 顧客ID C-001の情報を教えてください
Tool #1: get_customer_data
[CP3] BLOCKED tool output: get_customer_data -> 顧客情報:
氏名: 山田太郎
メール: yamada-taro@example.com
電話番号: 090-...
顧客ID C-001の情報を取得しました:
- **氏名**: {NAME}
- **メール**: {EMAIL}
- **電話番号**: {PHONE}
- **カード番号**: {CREDIT_DEBIT_CARD_NUMBER}
- **プラン**: プレミアム
こちらの顧客様はプレミアムプランをご利用されています。
PIIが{NAME} {EMAIL}のようにマスクされつつ、プラン名はそのまま通っています。ブロックだと全部止まりますが、マスクなら業務に必要な情報は残せます。
web_search(ブロック)の結果:
--- web_search(Guardrail A = BLOCK) ---
プロンプト: AWS Bedrock Guardrailsの情報を検索してください
Tool #1: web_search
[CP3] BLOCKED tool output: web_search -> 検索結果: 'AWS Bedrock Guardrails'...
応答: 検索がセキュリティガードレールによってブロックされてしまいました。
外部データを扱うweb_searchには厳しめのブロック、内部データのget_customer_dataにはマスク。ツールのリスクレベルに応じてGuardrailを使い分けられるのは実用的だと感じました。
検証③ レイテンシ計測
フックを追加するとApplyGuardrail APIの呼び出しが増えます。どれくらい遅くなるのか、ケース①の「プラン名だけ教えて」のプロンプトで各パターン3回ずつ計測しました。
| パターン | E2E平均(ms) | 差分 | API合計(ms) | API回数 |
|---|---|---|---|---|
| ベースライン(フックなし) | 5,786 | - | - | 0 |
| Checkpoint 1のみ(Inbound) | 7,722 | +1,936 | 949 | 1 |
| Checkpoint 3のみ(ToolOutput) | 8,328 | +2,542 | 1,323 | 1 |
| Checkpoint 2 + Checkpoint 3(ツール境界) | 8,298 | +2,512 | 1,718 | 2 |
| 全Checkpoint | 8,759 | +2,973 | 1,959 | 3 |
オーバーヘッドは約2〜3秒、ベースラインが約5.8秒なので、割合としては+40〜50%ほどレイテンシの増加になるとわかりました。
また、ApplyGuardrail API 1回あたりは約650〜1,300msで、初回呼び出しが遅い傾向がありました。
Checkpoint 3が最も重要なチェックポイントなので、まずCheckpoint 3だけ入れるのが費用対効果としては一番良さそうだなと個人的には思います。
まとめ
Amazon Bedrock Guardrailsはモデル境界を設計通りに守っていると確認できました。ただエージェント全体を守るには、Guardrailsだけでは足りないことが検証で分かったので、Strands Hooksでツール境界まで拡張して対処するべきだとわかりました。
- モデルがPIIを「使うが応答に含めない」場合、ツール結果のPIIが完全に素通りする
- Strands HooksのCheckpoint 3(ToolOutput)を追加するとこれをカバーでき、ツールごとにGuardrailを分ければブロックとマスクの使い分けも可能
- フックを追加するとレイテンシの増加は+2〜3秒で、Checkpoint 3だけなら+2.5秒ほどになる。
どのチェックポイントを入れるかは、ツールの性質で判断するのが良さそうですね。
| ツールの性質 | 推奨Checkpoint |
|---|---|
| 外部データを取得する(web検索、API) | Checkpoint 3必須。外部から何が返ってくるか分からない |
| 内部データを返す(DB、ファイル) | Checkpoint 3(ANONYMIZE設定がおすすめ) |
| 外部に書き込みする(メール送信、DB更新) | Checkpoint 2推奨。パラメータにPIIが入るリスク |
| ユーザー入力の検証 | Checkpoint 1。ただしモデル境界のGuardrailsと重複する場合あり |
前回の記事ではStrands AgentsのHuman-in-the-Loop(LLMリスク分類)を試しましたが、あちらは「人間に判断を委ねる」仕組みです。
今回のGuardrailHookは「ルールベースで自動防御する」仕組みで、役割が異なります。実際のエージェントでは両方を組み合わせるのが良いと思います。













