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人事1年目がエンジニア採用で取り組んだこと

Last updated at Posted at 2019-12-18

はじめに

今回の記事は完全に採用人事目線、かつ主観的な内容になります。
エモさ100%でおおくりします。
Qiitaのポリシーに沿わない内容になってしまうかと思うのですが
0からエンジニア採用を取り組んだ人がいるよ、ということでこれからエンジニア採用に踏み出す業界未経験の方や沖縄でエンジニアを目指している方がチラ見いただけると嬉しく思います。

技術者の皆様、何卒ご了承くださいませ。

人事Lv.1

前職は全く関係のない職種でした。(料理人とかしてた)
紆余曲折あってこの会社に2019年1月中途入社し、すぐに人事へ配属されました。
担当はエンジニアの中途採用。
正直、当時はエンジニアという職種をほとんど理解しておらず「なにそれおいしいの?」状態でした。
人事自体初めての経験になりますので、エンジニア売り手市場の中でどのように採用戦略を練るのかも見えていませんでした。

弊社の開発業務だと社内システムの開発を行っているので大々的に発信することもできず、何を武器に打ち手をうっていくのか/その難しさに唸り、応募が来ず悩む日々のスタートです。

業務理解のためにしたこと

求人の見直しやスカウトメール送信などから着手したのですが、出てくる単語ひとつひとつが意味不明でした。

【わからなかったこと】
・プログラミング言語全般(Javaとかは聞いたことあるけどそれで何ができるのか知らなかった)
・フロントエンド/バックエンド/インフラについて(初耳)
・toB,toC,自社開発,SESやSIerなど(初耳)
これらについては上司に「これいいよ」と進められた採用担当者向け エンジニア採用をする上での基礎知識というスライドを熟読しました。
今でも度々読み返しています。

そこからようやく自社のエンジニア業務理解が進んでいきます。
段々と「人気の技術はなんだろう」「沖縄で有名なエンジニアって誰だろう」「どんな会社、働き方に興味があるんだろう」ということが気になり始めました。

エンジニアという人間を理解するためにしたこと

質問やインタビューをするのは簡単ですが、まだ信頼関係も浅い状態でした。
私のポリシー、というかマイルールとして知ったかぶりよりもニワカであれという考えがあります。料理したことのない人間にキッチンの動線や作る手順、道具などについて口出しされめちゃくちゃ嫌だったことがあるからです。せめて洗い物とか盛り付けやってみてから言えよ、と。
触ったことない人がとやかく言っても信頼関係は築けないと思っているので、できないけどいろいろ体験してみることにしました。

・勉強会に行く
・プログラミングを学ぶ(Progate/スクールの見学)
・LTをしてみる
・エンジニアのイベントに参加してみる(このQiita記事がまさにそう)
・エンジニア交流会の主催をする
・twitterをやってみる

特に勉強会の収穫が大きかったと思います。
実際勉強会に行くと、意外と人事の方が参加していて「はっはーぁ、こうやって顔を売って情報集めているのね」と一つ学びになりました。
また、エンジニアの人たちの喜ぶLTプレゼンの仕方や人気の技術、注目されているエンジニアの方などが知れてよかったです。

GW中に旅行で東京に行った際に「どうせ東京にきているなら勉強会の一つでも参加したろ」と思い参加した学生LT大会はとても有意義でした。未踏ジュニアや高校生でギークなLTをしてい方を見て、新卒採用をする上で「もし採るならこういう子がほしい!」という指標になったからです。

Progateについては差分発見要素が大きく、ヒントもスライドを遡って確認できるので初心者でも比較的に進めることができました。「独学でProgateのみの学習をしている未経験者」の採用は基本無しだな、と思った瞬間でした。

同様に、スクールやオンラインサロンの見学・資料取り寄せを行い、その在学生のtwitterからポートフォリオなどを拝見、卒業することでどのくらいの技術スキルが身につくのかを調査しました。卒業制作発表会にお邪魔したこともあります。
初学者〜未経験者の振り幅を探るのに時間はかかりましたが、今ではある程度のレベル感は探れるようになったかと思います。(逆に強すぎるとすごいが先行してもうわけわかんない)

※未経験者の方は絶対制作かポートフォリオを制作したほうが良いです。
ただでさえライバルが経験者のエンジニアで分が悪いのに、面接だけで挑むのは結構厳しいと感じます。
スクールの課題や教本の写しではなく「こういうものを作ってみよう」と考えて制作されていると面接時にその方のエンジニアとしての考えが聞けるのでBestです。

他にもLTに挑戦したり、Advent Calendarへの参加をしてみたり。
(その流れでエイヤでチャットでBotを作成して初Qiita記事の投稿をしたりしました。)

とにかくエンジニアのみんながやっていることはできる限り私も触ってみようという一心でした。

twitterが大きなポイント

twitterがエンジニア採用の上で1番重要なツールになりました。
イベント告知や会社の事を発信し知っていただけるのはもちろんですが、twitter転職というハッシュタグでのスカウト、未経験者の勉強頻度やポートフォリオ、注目の技術など情報収集に欠かせません。

また、twitterでの繋がりで東京でMeet Upを開催したり、bosyuというサービスを使った募集により母集団形成や実際にtwitter採用ができたりなど人事として多くの成功体験を積むことができたと思います。

最近では勉強会や主催イベント時などに「のなかさんですよね!twitter見てます!」とお声かけいただくこともあります。半分以上お酒のツイートしかしてないのに
たいへん恐縮です、引き続き発信がんばります!

レベルアップを目指して

会社の人事としてエンジニアのみなさんについて知っていくうちに、沖縄のエンジニア事情について課題を感じるようになりました。
優秀な学生や企業に所属したスキルの高いエンジニアが県外に出ていってしまうことです。
(もちろん、県出身者として県外で活躍いただくことは嬉しく思います!)

現在では沖縄自体がスタートアップやベンチャー企業が増えており、リモートやフレックス制、副業OKなど多様な働き方ができる地域になりつつあり、エンジニア界隈そのものが盛り上がりを見せていると感じております。
また、魅力的なサービスの開発/リリースだったり弊社のように東京と遜色ない技術成長の環境が整っている企業もあります。

学生さん・技術者のみなさんは、ぜひ沖縄で活躍できる場があることを知っていただきたいです。

会社の人事としてもまだまだなんですが、夢はおっきく!沖縄の人事としてレベルアップできるようこれからもいろんな所に顔をだしつつ発信をしていきたいと思います。(採用もがんばります)

最後に

このようなエモさ100%の記事しか書けないことがすごく悔しいので、来年のAdvent Calendarまでに何かしら技術に触れておきます。
・好きなスーファミゲームをスプシ/GASで遊ぶ
・Alexaのスキル開発
今は上記2つで考えています(他に興味でればそれやるかもしれない)

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