1. notebook-skill
最近、Claude Code(ローカル版)からNotebookLMに直接アクセスできるようになりました。
ClaudeがNotebookLMにアクセスし、アップロード済みの資料だけを根拠に答えを返すため、間違った情報や古い情報を生成してしまうことがなくなります。
2. 事前準備
- Claude Code(CLI)(Pro/Max 等で利用可)
- Googleアカウント(NotebookLMにログイン)
- Chrome(Skillがブラウザ自動化で使うため)
3. 最小デモ
3.1. セットアップ
# スキル用フォルダを用意
mkdir -p ~/.claude/skills
# リポジトリをclone(フォルダ名は notebooklm)
cd ~/.claude/skills
git clone https://github.com/PleasePrompto/notebooklm-skill notebooklm
3.2. Skillの存在確認
スキル一覧の中にNotebookLMが出ればOKです。
Claude
> What skills do i have?
3.3. ノートをライブラリに追加
NotebookLMで対象ノートのリンクをコピーし、下記の<ノートのURL>に入れます。
> add this notebook to my library: <ノートのURL>
3.4. 実際に質問してみる
今回はノートに10月の東京と大阪の天気情報をアップロードしているため、天気の違いを聞いてみました。
> ask the notebook: "10月の東京と大阪の天気の違いを日本語で教えて"
しっかりノートにアップロードしたデータを元に回答されていました。
2025年10月の東京と大阪の天気の違いについて、以下の情報が得られました:
全体的な傾向:
- 両都市とも中旬以降に気温が下がり、下旬にかけて雨の日が増える傾向は共通
最高気温の違い:
- 大阪が月初に東京より高い気温を記録
- 10月8日: 大阪31.8℃ vs 東京28.4℃
降水量の違い:
- 降水日が異なっていました
- 10月11日: 東京8.5mm(雨一時曇り)、大阪0mm(曇り後一時晴れ)
- 10月12日: 大阪5.5mm(曇り時々雨)、東京0mm(曇り)
- 10月31日: 東京37mm、大阪36mm(両都市ともほぼ同量)
湿度:
- 10月26日: 東京が日平均湿度100%を記録(特筆すべき点)
日ごとのパターン:
- 大阪は晴れの日が多く気温が高い日があった(10月7日、8日)
- 東京は特異的に高い湿度を記録した日があった(10月26日)
3.5. 含まれていない情報を聞いたとき
> ask the notebook: "10月の名古屋の天気を日本語で教えて"
手元のソースにないことは分からないと回答されました。
申し訳ありません。NotebookLMに登録されている資料には、名古屋の天気データは含まれていませんでした。
このノートブックには、2025年10月の東京と大阪の天気データのみが含まれています。
名古屋の天気情報が必要な場合は、該当するデータをNotebookLMに追加していただく必要があります。
それとも、東京や大阪の気象傾向についてさらに詳しい情報が必要でしょうか?
4. まとめ
議事録や企画書などをアップロードできるのであれば、比較分析や新しい提案の自動生成を簡単に行うことができるため便利だと思いました。