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もう迷わない!ネットワーク用語の全体像(LAN/WAN/インターネット/パブリック/プライベート)を完全整理

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もう迷わない!ネットワーク用語の全体像(LAN/WAN/インターネット/パブリック/プライベート)を完全整理

「LANとWANの違いはわかった。でも、インターネットはどっち?」「プライベートネットワークってLANのこと?」

ネットワークを学び始めると、似たような言葉が次々と出てきて、それぞれの境界線が曖昧になりがちです。実はこれらの用語は、「どの切り口(視点)でネットワークを見ているか」 が違うだけで、互いに深く関連しています。

今回は、バラバラだったパズルのピースを繋ぎ合わせるように、ネットワークの全体像をスッキリと構造化して解説します。


1. 【結論】ネットワーク用語は「規模」と「権利」の2軸で整理する

結論から言うと、これらの用語は 「物理的な広さ(規模)」「誰が使えるか(アクセス権)」 という2つのものさしで分類できます。

  • 物理的な広さ(規模)の軸:LAN / WAN
  • アクセス権(属性)の軸:プライベートネットワーク / パブリックネットワーク
  • 具体的な実体:インターネット

これらは「どちらか一方」ではなく、「規模」と「アクセス権」を組み合わせて表現するものです。例えば、「社内LAN」は「規模=LAN」であり「アクセス権=プライベート」なネットワーク、と定義されます。


2. 視点その1:ネットワークの「規模(広さ)」

まずは、ネットワークが「どこまで繋がっているか」という物理的な範囲に注目した分類です。

LAN(Local Area Network)

  • 範囲:家の中、オフィスの中、一つのビルの中。
  • 特徴:手が届く範囲の狭いネットワーク。自分たちでケーブルを引いたりWi-Fiルーターを置いたりして、自由に管理できます。

WAN(Wide Area Network)

  • 範囲:都市間、国をまたぐ広域。
  • 特徴:LAN同士を繋ぐための巨大な網。自分たちで勝手に道路にケーブルを埋めることはできないため、通信事業者(NTTなど)から回線を借りて利用します。

3. 視点その2:ネットワークの「アクセス権(誰のものか)」

次に、そのネットワークに「誰が入れるか」というルールに注目した分類です。

プライベートネットワーク

  • 定義:特定の組織(家族や会社)のメンバーだけが使える「閉じられた」網。
  • 役割:部外者の侵入を防ぎ、安全にデータをやり取りする。
  • 住所:主に「プライベートIPアドレス」が使われます。

パブリックネットワーク

  • 定義:不特定多数の人が利用することを前提とした「開かれた」網。
  • 役割:誰とでも繋がれる利便性を提供する。
  • 住所:世界中で重複しない「グローバルIPアドレス」が使われます。

4. 全体像をマッピングする(2軸の交差点)

これまでの用語を一つの表(マトリックス)にまとめると、全体像が完璧に見えてきます。

規模 \ 属性 プライベート(許可制) パブリック(誰でも)
LAN(狭い) 家庭内Wi-Fi / 社内LAN
(一般的な「内側」の網)
カフェのフリーWi-Fi
(場所は限定的だが誰でも入れる)
WAN(広い) VPN / 専用線
(離れた拠点を安全に繋ぐ秘密の道)
インターネット
(世界中の誰とでも繋がれる公道)

インターネットはどこにいる?

上の表を見るとわかる通り、インターネットは 「世界規模(WAN)」 で、かつ 「誰でも入れる(パブリック)」 という属性を持った、巨大なネットワークの実体そのものを指します。


5. 【例え話】街の構造で考える全体像

この全体像を、私たちの住む「街」に例えてみましょう。

  • ネットワーク:街にある「道」という仕組みすべてのこと。
  • LAN:あなたの 「家の廊下」。自分たちだけで使い、家族以外は入れません(プライベート)。
  • 公衆無線LAN:ショッピングモールの 「広場」。建物内(LAN)ですが、買い物客なら誰でも歩けます(パブリック)。
  • 専用線 (Private WAN):本社と工場だけを繋ぐ 「企業の専用トンネル」。距離は長い(WAN)ですが、一般車は通れません(プライベート)。
  • インターネット:世界中に繋がっている 「公道(ハイウェイ)」。誰でも走れますが、事故や盗難に気をつける必要があります(パブリックなWAN)。

6. まとめ:エンジニアが意識する「境界線」

なぜこんなに細かく用語を分けるのか。それは、エンジニアにとって 「どこに壁(ファイアウォール)を作るか」 を決めるために必須の知識だからです。

  1. LAN(プライベート) の中は安全。
  2. WAN(パブリック/インターネット) の外は危険。
  3. この2つがぶつかる 「境界(ルーター)」 で、住所(IPアドレス)を変換し、不正な通信をブロックする。

この「規模」と「アクセス権」の2軸さえ頭に入っていれば、どんなに複雑なネットワーク図を見ても、今自分がどこを扱っているのか迷うことはなくなります。


7. さらに学習を深めるための参考リンク集

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