はじめに
flutter testを実行するときに環境変数を設定する方法を紹介します。
1. VSCodeの設定を追加する
プロジェクトの設定ファイルに設定を追加します。
.vscode/settings.json
{
"dart.flutterTestAdditionalArgs": [
"--dart-define=HOGE=fuga",
"--dart-define=FOO=bar",
]
}
メリット
- 実行結果が見やすい
- VSCodeで実行・再実行するときに環境変数が渡される
デメリット
- VSCode以外のエディタを使っている人には適用されない
2. CLIで実行する
以下のコマンドで実行します。
flutter test --dart-define=HOGE=fuga --dart-define=FOO=bar ./path/to/test(.dart)
メリット
- どの環境でも実行できる
デメリット
- テスト結果が見づらい
- テストケースを指定しての実行や再実行ができない
3. VSCodeの実行構成を追加する
プロジェクトの実行構成ファイルに設定を追加します。1より優れている点はないと思いますが、使えることもあるかもしれないので記載しました。
{
"configurations": [
{
"name": "Run Test",
"type": "dart",
"request": "launch",
"program": "path/to/test(.dart)",
"args": [
"--dart-define=HOGE=fuga",
"--dart-define=FOO=bar",
]
},
]
}
メリット
特に思いつきませんでした。
デメリット
- テストケースを指定して実行できない
- 再実行時に環境変数が設定されない
まとめ
CLI実行ではログが見づらすぎるので、基本VSCodeから実行するのが良いと思います。1の方法で設定したことでテストビューやTest Resultsタブからテストケースを指定しての実行や再実行がしやすくなりました◎