インストール
brew install memcached
実行すると下記のように表示されるはず。
$ brew install memcached
==> Installing memcached dependency: libevent
==> Downloading https://downloads.sf.net/project/machomebrew/Bottles/libevent-2.0.22.yosemite.bottle.tar.gz
######################################################################## 100.0%
==> Pouring libevent-2.0.22.yosemite.bottle.tar.gz
? /usr/local/Cellar/libevent/2.0.22: 48 files, 1.8M
==> Installing memcached
==> Downloading https://downloads.sf.net/project/machomebrew/Bottles/memcached-1.4.20.yosemite.bottle.1.tar.gz
######################################################################## 100.0%
==> Pouring memcached-1.4.20.yosemite.bottle.1.tar.gz
==> Caveats
To have launchd start memcached at login:
ln -sfv /usr/local/opt/memcached/*.plist ~/Library/LaunchAgents
Then to load memcached now:
launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.memcached.plist
Or, if you don't want/need launchctl, you can just run:
/usr/local/opt/memcached/bin/memcached
==> Summary
? /usr/local/Cellar/memcached/1.4.20: 10 files, 184K
自動起動の設定
下記のコマンドを実行する。
ln -sfv /usr/local/opt/memcached/*.plist ~/Library/LaunchAgents
launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.memcached.plist
動作確認
まずプロセスが起動しているか確認する。
ps aux | grep memcached
下記のように /usr/local/opt/memcached/bin/memcached が表示されていればOK。
$ ps aux | grep memcached
username 67407 0.0 0.0 2440964 660 s000 S+ 4:00PM 0:00.01 grep memcached
username 67399 0.0 0.1 2465176 2240 ?? S 3:56PM 0:00.03 /usr/local/opt/memcached/bin/memcached -l localhost
次にtelnetで接続して値の保存と取得ができるか確認します。
telnet localhost 11211
telnetで接続すると下記のような表示がされると思います。
$ telnet localhost 11211
Trying 127.0.0.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
まずは値の保存をします。testというキーにabcdという値を入れます。
set test 0 0 4 ←ここまで入力したらenter
abcd
実行すると下記のように STORED と表示されます。
set test 0 0 4
abcd
STORED
次に値の取得をします。testというキーに保存されている値を取得します。
get test
実行すると下記のように保存されている abcd が表示されます。
get test
VALUE test 0 4
abcd
確認が完了したら Ctrl + ]
でログアウト後 quit
でtelnet接続を終了します。
起動オプション
-d : デーモンとして起動します。
-p <ポート番号> : TCPポートの指定ができます。デフォルトは11211です。
-U <ポート番号> : UDPポートの指定ができます。デフォルトは11211です。
-m <MegaByte数> : 保存領域の最大サイズを指定します。デフォルトは64MBです。
-c <同時接続数> : 同時接続数の最大を指定します。デフォルトは1024です。
-P <ファイル名> : プロセスIDを保存するファイルを指定します。-dオプションを使用した時のみ使用されます。
-I <サイズ> : slab pageのデフォルトサイズを上書きします。デフォルトは1MBで、最小1KBから最大128MBまでの範囲で指定できます。
自動起動されるmemcachedに上記の起動オプションを適用するにはplistを編集する必要があります。
vi ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.memcached.plist
などで編集して起動時の引数を追加しましょう。
ちなみにplistの編集で失敗すると起動できなくなるので、編集したら plutil -linst <plistファイル>
で文法チェックをしましょう。