Webアクセシビリティとは
年齢や障害、不自由の有無、利用環境などに関係なくWebを利用するすべての人がWebで提供されている情報にアクセス可能であり、コンテンツを理解できたり機能を利用できたりすることである。
支援技術
- 視覚障害者には音声ブラウザやスクリーンリーダーを利用してwebコンテンツにアクセス。また点字ディスプレイを利用するなどがある。
- 弱視のユーザーには文字サイズの変更、モニタのコントラスト、音声読み上げ技術など。
- 聴覚障害者には動画につけられた字幕(キャプション)を利用してもらう。
- 肢体不自由者にはマウス以外のデバイスキーを補助する器具などを利用してもらう。
アクセシブルなwebの実装
方法 | 知覚可能 | 操作可能 | 理解可能 | ロバスト性 |
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1 | 代替テキストを提供し、画像などの非テキストを点字、音声、シンボルなどのユーザーが必要とする形式に変換できるようにする | 全ての機能をキーボードから利用できるようにする | テキストのコンテンツを読みやすく理解可能にする | 全ての機能をキーボードから利用できるようにする |
2 | 時間に伴って変化するメディア(カルーセルなど)には代替コンテンツを提供 | ユーザーコンテンツを利用するのに十分な時間を提供する | webページの表示や動作を予測可能にする | |
3 | 様々な方法で提供できるようにコンテンツを制作する | 光過敏性発作を起こさないようにする | ユーザーが間違えないようにしたり、間違いを修正したりするのを助ける | |
4 | ユーザーがコンテンツを見やすく、聞きやすくする。 | ユーザーがコンテンツを探し出したり、現在位置を確認するのに手助けする手段を提供する |