手順
-
yarn outdatedでversionを確認する -
yarn upgrade-interacitve --latestでパッケージを更新する。
手順としては上記2点だけで更新できるが
きちんと理解していないと躓くので、それぞれをきちんと理解する。
yarn outdated
古いパッケージの依存関係があるかをチェックします。
https://yarnpkg.com/lang/ja/docs/cli/outdated/
Package Current Wanted Latest Package Type URL
lodash 4.15.0 4.15.0 4.16.4 devDependencies https://github.com/lodash/lodash#readme
underscore 1.6.0 1.6.0 1.8.3 dependencies https://github.com/jashkenas/underscore#readme
✨ Done in 0.72s.
Currentは現在のversionを、
Latestは最新のversionを表している。
そしてWantedに関しては以下の通り。
The resulting field 'wanted' shows the latest version according to the version specified in the package.json, the field 'latest' the very latest version of the package.
つまり、現在のpackage.jsonの指定に従った最新のversionになるため
メジャーアップデートが入った場合などでpackage.josnも更新したいときはLatestを参照する。
yarn upgrade-interactive --latest
npm-check の対話型の更新モードと同様に、古くなったパッケージを簡単に更新する手順を提供する。
https://yarnpkg.com/lang/ja/docs/cli/upgrade-interactive/
上記と同様に、latestオプションをつけないと現在のpackage.jsonの指定に従った最新のversionを表示するため、最新のversionにアップデートするのであればオプションをつける。
[1/? Choose which packages to update. (Press <space> to select, <a> to toggle all, <i> to inverse s
election)
devDependencies
❯◯ autoprefixer 6.7.7 ❯ 7.0.0 https://github.com/postcss/autoprefixer#readme
◯ webpack 2.4.1 ❯ 2.5.1 https://github.com/webpack/webpack
dependencies
◯ bull 2.2.6 ❯ 3.0.0-alpha.3 https://github.com/OptimalBits/bull#readme
◯ fs-extra 3.0.0 ❯ 3.0.1 https://github.com/jprichardson/node-fs-extra
◯ socket.io 1.7.3 ❯ 1.7.4 https://github.com/socketio/socket.io#readme
◯ socket.io-client 1.7.3 ❯ 1.7.4 https://github.com/Automattic/socket.io-client#readme
latestオプションなしの場合
逆にlatestオプションなしで更新すると、package.jsonの指定に従って更新されるため
キャレットやチルダ記述の範囲内でyarn.lockファイルのみが更新されることになる。
package.jsonファイルは更新されないので、なぜ???とならないように注意。
yarn.lockファイルの共有
更新されたyarn.lockファイルは共有することで、プロジェクト全体で
パッケージのマイナーバージョンの依存関係のズレがなくなるので
commit,pushを忘れないように。