MarkLogicというNoSQL製品では、製品のJavaインターフェースを呼び出すサンプル実装が公式から提供されています。ソースは、Java Client APIプロジェクトのcom.marklogic.client.example
パッケージ内にあります。利用手順は、GitHubのWikiにあります。Java Application Developer's Guideを読みながら理解すると良い感じです。
MarkLogicのサンプルスタックが大きすぎて、何やっているかわからない感がある方は、こちらの方がとっつきやすいかもしれません。
手順が色々なところに分散して書かれていたため、こちらにまとめてメモしておきます。
事前にインストールが必要なもの
- Maven
- JDK 1.7以降
MarkLogicサーバーの設定
-
MarkLogicサーバーの管理コンソール( http://localhost:8001/ )に行き、右側のツリーからConfigure -> Security -> Users を選択
-
左側でCreateタブを選択し、順に以下の3つのユーザーを作成
ユーザー名 | パスワード | 必要なRole |
---|---|---|
rest-reader | x | rest-reader |
rest-writer | x | rest-writer |
rest-admin | x | rest-admin |
この表と違う内容でユーザーを作成しても良いです。その場合、src/main/resources/Example.properties
の編集が必要となります。
サンプルプロジェクトのダウンロード
$ git clone --depth 1 https://github.com/marklogic/java-client-api
Eclipse上での実行
- Eclipseに
java-client-api
プロジェクトをインポート - Package Explorerで
java-client-api-develop
を右クリック
->Run As
->Java Application
(または実行
->Java アプリケーション
) -
AllCookbookExamples
を選択
部分的に動かしたい場合は、ClientCreator
等、個別の起動クラスを選択して実行することもできます。ただし、AllCookbookExamples.java
のmain()
に書いてある順序通りに動かす必要があります。
コンソールの表示を確認
うまくいけば、Eclipseのコンソールにこのような表示が出るはずです。
https://gist.github.com/Makopo/6754f41b60a7260618441ea9fe3281dd