この記事を書いたきっかけ
Windows7から10にしたら「予期せぬエラーが発生しました。理由:構成システムを初期化ができませんでした」というエラーメッセージが電源を入れるたびに出るので、どうにかしてほしいと母から頼まれました。
結論としては、以下の通りです。
このエラーの原因
F-LINKのファイルが破損しているのに使っている
対処方法1(一番確実だけど、難しそうで試してない)
富士通公式の方法に従って、F-LINKを更新
対処方法2(注意が必要)
F-LINKをアンインストール
対処方法3(根本的な解決にはならない)
- システム構成で「DataExchangeUtilityService」を無効化
- OKを押す
- 再起動
注意
F-LINKをお使いの方は対処方法2を試さないでください。
F-LINKが削除されます。
対処方法1~3を試す場合は、申し訳ありませんが自己責任でお願いします。
「???」となった方は、詳しい操作方法を説明するのでご安心ください。
対処したパソコンの情報
製品が違う場合、この対処法ではうまくいかないかもしれません。
私が対処したパソコンの詳細とご自身のパソコンを見比べてみてください。
- 製品名:VPCF138FJ(SONYのVAIOのノートパソコン)
- OS:Microsoft Windows 10 Home
- アップグレード:Windows7からWindows10
- 改造:HDDからSSDに換装
- その他:父もこの問題の解決のためにいろいろ試してみたらしい
私が対処したパソコンについてさらに知りたい方はSONYの製品別サポート情報をご覧ください。
対処方法の詳細
対処方法1 富士通公式の方法に従って、F-LINKを更新
富士通Q&Aはユーザーからこの件についてお問い合わせをされていて、「F-LINKのファイルの破損が原因なので、最新のF-LINKに更新してください」と回答しています。
たぶんこの方法が一番いいんだろうなあと思います。
ただ、この方法は少し難しそうだったので私は試していません。
Windows10環境ではF-LINK Neoを使うのがおすすめだそうです。
F-LINKはWindows10では動作保証してないそうなので。
参考 FUJITSU「F-LINK for Windows のダウンロード」
下のリンクに飛ぶと富士通公式がF-LINK Neoの導入方法について丁寧に説明してくれています。
[F-LINK Neo] インストールする方法を教えてください。
対処方法2 F-LINKを削除
F-LINKを使っていないなら、F-LINKを削除するのが一番簡単だと思います。
不要なアプリケーションは削除してしまおうという考え方です。
6.「1個のアプリが見つかりました」の下にあるパソコンのイラスト付きのF-LINKをクリック
7.「アンインストール」をクリック
8. また確認してくるので「アンインストール」をクリック
9. ユーザー制御でsetup.exeが変更を加えることを許可するか聞いてくるので「はい」を選択
10. アンインストールタイプを聞いてくるので、好きなほうを選択
11. 受信ボックスを削除する場合、さらに聞いてくるので「はい」を選択
システム構成でDataExchangeUtilityServiceを無効化
-
一番上に表示された「システム構成」をクリック
-
「DataExchangeUtilityService」のチェックを外す
-
OKを押す
補足 Microsoft Communityも回答してくれていた
Microsoft Communityで「そう!困ってるのその症状!」という質問をしてくださってる方がいました。
参考 Microsoft Community「PC起動時に毎回エラーメッセージ 予期せぬエラーが発生しました。理由:構成システムを初期化できませんでした。」(最終アクセス2019年12月31日)
この記事の要点としては以下の通りです。
- スタートアップの常駐アプリケーションのどれかが悪さをしているので、突き止めましょう。
- 有効になっている常駐アプリケーションを順々に無効にしていってください。
ただ、無効化すればいいと書いてあったLogicool Setup Managerが見当たらなかったんですよね。
そこで、この記事に従って悪さをしている常駐アプリケーションの追求をやってみました。
もともと何を有効化していたのか確認するためにスタートアップの常駐アプリ一覧を写真にとっておくのがおすすめです。原状復帰できる工夫は大切でした。
しかし、スタートアップの常駐アプリを全部無効にしてもエラーメッセージが出てきました。
そこで、システム構成のサービスで有効になってるマイクロソフトのサービス以外を全部無効化。
もくもくと5個くらいずつ有効化していって、きっとエラーメッセージを非表示にしてくれるだろうサービスを特定していきます。
DataExchangeUtilityServiceを無効化するとエラーメッセージがでなくなります。
こちらは根本的な解決にはなりませんが、エラーメッセージを目にしたくないという要望には答えられます。
そもそもF-LINKやDataExchangeUtilityServiceとは?
「DataExchangeUtilityService」でGoogle検索をかけてみたのですが…。
公式の定義らしきものを発見できなかったので、周辺情報から探っていきました。
「サービス[DataExchangeUtilityService]を開始するか[F‐LINK]を再インストールしてください」というエラーがでて困っている人がいるという情報をゲットしました。
参考 OKWAVE「F-LINKのサービスが起動しません」
上のエラーメッセージから察するに、DataExchangeUtilityServiceとF‐LINKは同時期に使われていた類似したサービスなのだろうと考えました。
次に、F-LINKを検索。
こちらは富士通の公式が答えてくれていました。
F-LINK (エフリンク)は、スマートフォン / 携帯電話 / タブレット端末などとパソコンを連携できるアプリケーションです。
ちょっと断言しにくいですが、きっとDataExchangeUtilityServiceも各種端末とパソコンを連携するためのサービスなのでしょう。
F-LINKをアンインストールしたらDataExchangeUtilityServiceが消えたので、たぶん関係してるんだと思います。
まとめ
F-LINKをどうにかしましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。