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Processing2 + vs code の環境構築 備忘録

Last updated at Posted at 2021-05-02

初めに

これは完全に備忘録
windows10上での話。

大学院の授業で、Processing2を使うことになったのだが、これが、まぁ使いにくい。
授業の内容は結構面白い(フラクタルやカオスについてなど)が、課題でProcessing2を使用して色々やれと言われたが、元々患っていたIDEアレルギーもあって、課題をやりたくない。実際今も、明日昼までの課題についてほぼ手を付けていない。
(初めてプログラムに触れたのが、Arduino(中身はProcessing)だったが、今あの環境でコード書くのはしんどい。)

このままでは落単してしまうので、いつも使用しているVSCodeで、processing2を動かせるようにした。

以下のサイトを参考にVSCodeを改造したが、躓いたところがあったので、メモとしてこの記事を残す。

参考サイト

全体の流れは、以下のサイトを参考に行った。
参考サイト1
参考サイト2
参考サイト3
体感的には、参考サイト2が特に丁寧に書かれていた。

なお、あらかじめ、Processing2はインストールされているものとする。
(インストールフォルダの中にある、"processing-java.exe"が必要。)

具体的に行った作業は、
1. VSCodeに"Processing Language "を入れる。
2. Processingのビルドタスクを楽に実行するために、"tasks.json"をいじる。

メインの作業は、"tasks.json"をいじることだが、具体的な内容は、参考サイトを参照せよ。
結果作成したのが以下。

参考サイトをベースに作成したが、失敗してしまった"tasks.json"
{
  "version": "2.0.0",
  "tasks": [
    {
      "label": "Run Processing Sketch", // わかりやすい名前を付ける
      "windows": {
        "command": "C:\\Program Files\\processing-2.2.1\\processing-java.exe", // ここのパスはご自身の環境に合わせてください
      },
      "type": "process",
      "args": [
        "--force",
        "--sketch=${fileDirname}", // スケッチのフォルダまで指定する。ファイルは指定しない。
        "--run"
      ],
      "group": {
        "kind": "build", // Ctrl+Shift+Bで実行したい(=楽したい)のでbuildにする
        "isDefault": true
      },
      "presentation": {
        "reveal": "always", // 画面表示を常に行う
        "panel": "new"      // 新しいterminalで実行する
      }
    }
  ]
}

上記参考サイトだけでは解決できなかった問題とその解決

なんか、こんなエラーコードが出た。
以下のエラーコードは、sample2.pdeを実行しようとしたときのもの。
(processingの注意点として、同盟フォルダの中にソースファイルを置いておく必要がある。
(例:sample2の中にsample2.pde))

上記"tasks.josn"で実行したときのエラーコード
An output path must be specified.
ターミナル プロセス "C:\Program Files\processing-2.2.1\processing-java.exe '--force', '--sketch=C:\Users\[sample2.pdeがあるフォルダまでのpath]\sample2', '--run'" が起動に失敗しました (終了コード: 1)。

出力はどこ?と怒られた。
なんやかんや調べると、このサイトに出会ったので、これを参考に以下の1行を加えた。

成功した"tasks.json"
{
  "version": "2.0.0",
  "tasks": [
    {
      "label": "Run Processing Sketch", // わかりやすい名前を付ける
      "windows": {
        "command": "C:\\Program Files\\processing-2.2.1\\processing-java.exe", // ここのパスはご自身の環境に合わせてください
      },
      "type": "process",
      "args": [
        "--force",
        "--sketch=${fileDirname}", // スケッチのフォルダまで指定する。ファイルは指定しない。
        "--output=${fileDirname}\\output", //付け加えた1
        "--run"
      ],
      "group": {
        "kind": "build", // Ctrl+Shift+Bで実行したい(=楽したい)のでbuildにする
        "isDefault": true
      },
      "presentation": {
        "reveal": "always", // 画面表示を常に行う
        "panel": "new"      // 新しいterminalで実行する
      }
    }
  ]
}

これをもとにビルドを実行すると、スケッチのフォルダの中に、"output"というフォルダが作成され、.pdeファイルは実行される。

イメージ例(このサイト参考
sample2
├sample2.pde//ソース
└output//生成されたフォルダ
 └生成されたよくわからないもの

なぜ、参考サイトの方法では、processingが動かなかったのか
推測の域を出ないが、多分、processingのバージョンが古いことが原因ではないかと考えられる。
参考サイトはどれも、Processing3についての話であったが、自分が使用しているのは、Processing2である。

まぁ、何はともあれ、Processing2をVSCodeでいじれるようになったので幸せである。
課題を今から始めるとする。

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