Kiro Crew 入れてみたい
Kiro Crew は 8 月に出てめっちゃ便利そう(小並)ぐらいの感じで思っていました。Kiro CLI を常駐させておいて、タスクを投げて放っておけたり等々。ただ、あまりの忙しさで手を付けられないまま、はや1か月。。。
そんなこんなで 9 月に『[みのるん式]ビジネスパーソンのための Claude Code 仕事術』が出て、読んでみたら Claude Code でリサーチや資料作りを回す話が面白く、しかも著者のみのるんさんが X で「これ Kiro Crew でもできますよ」という趣旨のことを書いていました。せっかく本読んだのでやってみたいと思いましてこの記事を書き始めました
今回は入れて、画面を出して、あいさつするところまで。機能はまた今度です。動かしたのは 2026 年 10 月 4 日で、バージョンは 0.7.2 でした。
前提調べてみた
公式のインストール手順を見ると、要るのはこのへんでした。
- Kiro CLI が入っていてログイン済みなこと。LLM との通信は Kiro CLI がやるので、これが無いと動かない
- Python 3.12 以上。ただしインストーラが自前で用意してくれるので、無くてもいい
- Linux か macOS。WSL2 も Linux 扱いで OK
私の環境は Windows 11 Home 25H2 の WSL2 に Ubuntu 24.04 で、Kiro CLI は入れてあって、IAM Identity Center でログイン済みでした。kiro-cli whoami で確認して、よし、と。
やってみた
Linux は一行です。
curl -fsSL https://download.crew.kiro.dev/cli.sh | sh
流すとこんな感じで進みます。
Using a managed Python (the default; opt out with --system-python).
Installing Python (cpython-3.12) into /home/jiro/.kiro/crew-python via uv ...
Verified signed manifest.
Downloading kirocrew 0.7.2 ...
Verified SHA-256.
Installing with pipx ...
Installed kirocrew 0.7.2 (channel: stable).
1 分かかりませんでした。手元に Python 3.12 があるのに別の 3.12 を持ってくるのが少し気になりましたが、入れ直す時に自分の環境に触らずに済むならそれでいいかなと思っています。
あとはこの 3 つです。
kirocrew setup # 初期設定
kirocrew doctor # 足りないものが無いか確認
kirocrew gateway # サーバー起動。http://localhost:5476
doctor で赤くなったのは音声認識と ffmpeg だけで、音声入力は使わないので放置しました。gateway を打つとサーバーが立ちます。
Kiro Crew の画面出た、かわいい
ブラウザで localhost:5476 を開くと、おばけが出てきました。
Kiroがいっぱい出てきた。かわいい😊
最初に出るのは「あなたのクルーを持ってきてください」というウィザードで、このマシンにある Claude Code の設定を 92 件見つけたから持ち込むか、と聞いてきました。指示が 49、メモリが 12、ワークスペースが 13、スキルが 18。そんなにあったのか。
次の画面には持ち込めないものも並んでいて、認証情報や会話履歴と並んで hooks が unsupported_category になっていました。前に hooks の記事を書いたばかりだったので、ちょっと残念。でも今回はまず素の状態を見たかったので、全部スキップしました。あとからでも持ち込めるそうです。
そのあとプライバシーの説明と、見た目と役割を選ぶ画面が続いて、おしまい。
あいさつしてみた
「こんにちは。何ができますか。この OS とカレントディレクトリを教えてください」と送ってみました。
10 秒かからずに返ってきて、できることを一通り並べたあと、OS は Linux、カレントディレクトリは /home/jiro/.kiro/crew/workspace と答えてくれました。自分のプロジェクトではなく Kiro Crew 専用の作業場が最初の場所なんですね。返事の下に使ったクレジットと秒数が出るのは好きです。
今日はここまで。とりあえずみのるん式のディレクトリ構成とかそのあたり再現してみて作業の半自動化目指してがんばります😊
つまずいたところ(おまけ)
ブラウザが勝手に開かない
gateway を起動するとログにこれが並びました。
/usr/bin/xdg-open: 882: x-www-browser: not found
/usr/bin/xdg-open: 882: firefox: not found
(中略)
xdg-open: no method available for opening 'http://localhost:5476?token=...'
起動時にダッシュボードを自動で開こうとして、WSL の中にブラウザが無いので空振りしているだけでした。gateway は生きています。
URL は kirocrew token で取れます。トークン認証なので、素の localhost:5476 では入れません。私は Windows 側の Chrome を WSL から直接呼びました。
URL=$(kirocrew token | grep -o 'http://localhost:5476[^ ]*')
"/mnt/c/Program Files/Google/Chrome/Application/chrome.exe" "$URL"
毎回これは面倒なので、環境変数 BROWSER を Windows の Chrome に向けてみたのですが、パスをそのまま入れると xdg-open が空白で区切ってしまって /mnt/c/Program: not found になります。空白の無い名前のラッパーを挟んだら通りました。
cat > ~/.local/bin/winchrome <<'EOF'
#!/bin/sh
exec "/mnt/c/Program Files/Google/Chrome/Application/chrome.exe" "$@"
EOF
chmod +x ~/.local/bin/winchrome
export BROWSER=winchrome # .bashrc に書いておく
これで gateway を起動し直すと、Windows 側に Chrome のタブが開きました。
カスタマイズ画面が毎回出る
役割と技術レベルを選んで続行したのに、ページを読み直すとカスタマイズ画面がまた出る、というのを何度か踏みました。
~/.kiro/crew/config.json を見ると、役割は保存されているのに dashboard.onboarded が false のまま。カスタマイズのあとに機能ツアーが 3 枚続いていて、その最後の「完了」を押すまで onboarded が立たないようです。ツアーは読み直すと消えるので、途中でタブを閉じると「ツアーは出ないのにカスタマイズだけ毎回出る」状態になります。読み直さずに完了まで押し切れば起きません。
ついでに、役割のボタンはトグルなので、選択済みの「開発者」をもう一度押すと外れて空で保存されます。二度目にウィザードを通した時にやらかしました。



