〇要件定義(要求定義)
【背景】
組織では、頻繁に組織変更や人事異動が発生します。
これにより、古い部署名で届いたり、既に異動してしまった人の郵便物が、誤って届くなどの事象が発生します。
このような事象が発生することにより、郵便物の仕分けに関わるメンバーの負担が増大します。
このような負担を軽減するために、業務であつかう郵便物の仕分けを自動化する方法を検討しました。
【やりたいこと】
郵便物に記載のある部署名をよみとり、自動でポストに投函する。
投函が終わったら、送付元と送付先に、投函完了のメールを送信する。
【市場分析】(検討中)
〈未来予測〉
テレワークが当たり前になれば、個人宅へ配送する比率が高くなる。
一方、ペーパーレス化とそれに伴うコスト削減の要請も高くなる。
〈想定顧客〉
緊急事態宣言のなかでも、出勤を余儀なくされている、郵便担当者。
自動化による業務の最適化を検討している担当者。
【競合分析】(検討中)
コスト・品質面において、優位性を訴求することが必要となる。
分析対象(検討中)
Amazon:(検討中)
アウトソーシングの各社:(検討中)
日本郵便:(検討中)
宅配業の各社:(検討中)
〇外部設計
【前提条件】
あて名の記載には、手書き文字が含まれる。
部署名とともに、部署コードが記載される。
100通の仕分けを30分で終えられること。
毎月の導入コストが2万円以内に収まること。
【機器構成】
スマホ
カメラ:(検討中)
アプリケーションサーバ:(検討中)
メールサーバ:(検討中)
搬送機構:(検討中)
人協働ロボットアーム:(検討中)
Tinkerkit Braccio(30,000円)
Robotiq バキュームグリッパー
Rotrics DexArm(120,000円)
ポスト:(検討中)
投資額合計:(検討中)
※メモ
スマホとロボットアームがあれば、システムを構築できそう。
ハードの価格は、10万~20万円程度におさまりそう。
【ソフトウェア構成】(検討中)
adobe SCAN:OCRソフト
googlelens:OCRソフト
Google drive
Colaboratory:Pythonコード実行
OpenCV 輪郭抽出
OCR
〇内部設計
【作業フロー】
google lens
・郵便物をカメラで読み込む。
・カメラ画像から部署名部分を切り出す。
・部署名部分をテキスト化する。
google drive
・部署名のテキストを部署名マスタと照合する。
robot arm
・照合結果に対応したポストに投函する。
gmail
・ポストに投函したらemailを送信する。
〇プログラミング(検討中)
PCからGoogle driveに画像をアップロードする
画像の読み込み処理
画像の分類処理
部署マスターとの突合せをする
部署が存在する場合
部署ごとに分類する
個人ごとに分類する
投函処理を実行する
部署が存在しない場合
個人名の記載がある場合
個人の所属確認をする
個人名の記載がない場合
手作業で投函処理を実行する
個人の所属確認をする
所属している場合
郵便の投函処理をする
所属していない場合
異動している場合
異動先へ転送する
退職している場合
個人宅へ転送する
郵便の投函処理
ロボットアームで郵便物をつかむ
ロボットアームでロッカーに投函する
投函連絡(メール送信)処理
〇単体テスト(検討中)
〇結合テスト(検討中)
〇システム(総合)テスト(検討中)
〇運用テスト(検討中)
※検討事項
adobe SCANで手書きの郵便物を読み取ったときの、変換精度はどのくらいか?
誤変換のパターンから、正しい変換結果を導きだせるか?
google lensとスプレッドシートの連携は可能か?
※参考記事へのリンク
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000021229.html
https://www.switch-science.com/catalog/2699/
http://www.nihonbinary.co.jp/Products/Robot/robotiq_vacuum_grippers.html
ロボットアーム
https://www.youtube.com/watch?v=qLyFig3nUyY
https://www.rotrics.com/products/dexarm
Expansibility/dp/B08D28XGSV/ref=sr_1_1
https://www.youtube.com/watch?v=DA-0yz_O_u0
https://www.youtube.com/watch?v=3y9N1l7ofYY
アウトソーシング
https://www.noc-net.co.jp/blog/2019/01/column_271/
https://www.todoker.com/
開発手法
https://zine.qiita.com/interview/202103-shift/?utm_source=qiita&utm_medium=recommend
OCR
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/08/news053.html