RoRでTimeとDateの使い分け

Ruby on Railsでは、TimeとDateは異なる目的で使用される2つの異なるクラスです。以下にその主な違いをまとめます。

TimeとDateの違い

Time

Timeは、日付と時間の両方を扱います。これは、1970年1月1日からの経過秒数として時間を内部的に格納します。Timeオブジェクトはタイムゾーンを持つことができます。

Timeを使用

time = Time.now
puts time
# => 2023-09-15 12:34:56 +0900

Date

一方、Dateは日付のみを扱います。時間やタイムゾーンは考慮されません。

Dateを使用

date = Date.today
puts date
# => 2023-09-15

異なる点

• Time

  • 時間やタイムゾーンを扱う必要がある場合、または特定の時間に何かをスケジュールするような場合に使用します。
    • （例：午前9時）

• Date

  • 日付のみを扱う場合、または時間やタイムゾーンを気にする必要がない場合に使用します。
    • （例：誕生日や記念日）

また、Timeクラスは1970年1月1日からの経過秒数として時間を表現するため、1970年より前の日付を扱うことはできません。一方、Dateクラスは任意の年を扱うことができます。したがって、1970年より前の日付を扱う必要がある場合にはDateクラスを使用します。