「チーズ」は古くなり消える
長年ベストセラーになっている「チーズはどこへ消えた」という本を読み、
私自身のチーズに気付くための良き視座を得た。
ここ数年において、「頑張る自分」や「勉強して成果を上げる、評価される自分」になることへ夢中になっていた。
しかし、息子が生まれたり、予期せぬ家庭内の問題が起きたり、、と
いままでのように努力にリソースを裂けない状態になり、私は大きな不安とフラストレーションを抱えるようになった。
幸いにも、私はこの本を読んだ。
それ(努力し認められる自分になること)が当時の私にとっての唯一のチーズ🧀だったと気づかされた。かつての理想も大事なことだったが、それは古くなりすでに手元から無くなったチーズだ。
だからこそ、新しい環境で、新しいステージに立ったならば、新しいチーズ🧀を探す旅にでる必要があった(まぁ、ただの散歩です)
はじめは足取りが重かったが、感じている事を外に吐き出すようによく踏み込んで歩いた。徐々に思いが整理されていき、ふと視界に入ってくる様々なことから気づくことがあった。それは私の生活をとり囲む「なくてはならない仕事」たちだった(タクシーやバス、道路整備、運送業、風呂屋、介護施設、飲食店___)
私の周りには、ひとが誠実にこなす仕事による安心にあふれていたのだ。
私というシステムエンジニアは、部屋に籠って「楽にそこそこ稼げるからやる仕事」になりやすいポジションだった。
そうではなく、多くの人たちがそうであるように、私も「われわれの生活にとって、なくてはならない仕事」をするひとでありたいと強く感じた。またそういういい仕事(役割)を助けたいと思った。
足取りはすでに軽かるワクワクしていた。また、既になくてはならない存在だった家族に大きな感謝の想いが湧いてきた。
1冊の本により、多くの気づきに恵まれた1日となった。
明日はとある採用媒体の取材です___
本日もお疲れ様でした
参考