この記事は、みんカラの整備手帳DIYでDRLコーディングに関連したものです。
この記事を参考にされる場合は、こちらも参照してください。
この記事では、DDT4ALLの実行までを掲載します。
DDT4ALLとは、最強な外国人cedricpさんが作ってくれた自動車互換診断ソフトです。
RENAULTと、一部の日産車、SMART453で使用できます。
注意
これ以降は自己責任で!
ECUに手を加えますので、不動車となり文鎮化しても責任は誰も取れません!!
Windows以外の環境の場合、ターミナルからインストール、実行を行います。
コンピュータの操作に慣れた方のみの作業をお勧めします。
用意するもの
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PC (Win,Mac,Ubuntu)
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自分はMacで成功しました。Windowsではエラーが出て実行出来ませんでした。環境によるかも。因みにエラーはPythonの
Open()
で、UnicodeとShift-JISとのデコードエラーになりました。UTF-8で実行している筈なのですが、、、。解決出来る方、コメントお待ちします。 -
ODB2アダプター (USBもしくはBluetoothのタイプで、elm327+ PIC18F25K80の組み合わせ)
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AmazonやeBayなどでelm327 25K80と検索すると出てくると思います。GitHubでは中国製の模造品は不可となってます。が、一般的に模造品と言われるelm327のv1.5でも実行できました。ちなみに僕は中国サイトのAliexplessでUSBタイプを購入しましたが、あまりお勧めはしません(笑)少し安いかも?USBだとドライバーのインストールが必要になります。互換性が低そうな場合はBluetoothの方がいいかもしれません。僕は動作未確認です。
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GitHubで公開されているのでダウンロードします。Windowsの場合はここのインストーラーでインストール出来ます。Unix系はターミナルから実行できます。
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DDT2000データベース (2017年8月ver)
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ルノーの正規診断機用のデータベースです。
./ecus
以下が必要になります。DDT4ALLではこのデータベースを流用します。インターネットで自力で探してください。17年8月verよりTWINGOⅢに対応したようです。 -
Python2.7
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PyQt4.8 or 5.7
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車
環境構築
ドライバーのインストール
今回Aliexplessから購入したアダプターはチップがCH340でしたので、対応したドライバーをインストールします。
Windows(未確認)
bbFlyのサイトより、VINT-TT55501 Driver Software用のドライバーがCH340のものとなるのでダウンロードします。
rarを解凍して、exeを実行します。
Mac
こちらの記事Mac > CH341,CH340 のドライバを参考にドライバーをインストールします。
Windowsでもこっちのほうがいいかも。
Ubuntu
自力でお願いします。
DDT4ALLのインストール
Windows
ここでダウンロードしたインストーラーを実行すれば、デスクトップアイコンが作成されますので完了です。
インストール先のディレクトリC:\ProgramFile(x86)\ddt4all\
に、拾ってきたecus
をコピーしておきます。
Mac
Macには標準でPython2.7がインストールされているので、残りのPyQtをインストールします。インストールはMac OS X で PyQt4 の開発環境を整えるを参考にしました。
GitHubからダウンロードしたファイルを解凍した中に、拾ってきたecus
をコピーします。
Ubuntu
現存環境が無いのでGitHubを参考にされてください。apt-get
でいけるみたいです。
DDT4ALLの実行
Windowsでは、デスクトップのショートカットを開きます。
MacとUbuntuはターミナル・端末をダウンロードしたディレクトリ内で開き、
$ python ddt4all.py
で実行出来ます。
お疲れ様でした。
無事に正しく実行する事が出来たでしょうか。
万が一エラーになると不動車のなる可能性がありますので十二分に注意して下さい。
デイライトコーディングについてはみんカラの方に書きたいと思います。
カッコいい車で楽しいカーライフを!
参考
DDT4ALL - GitHub
2017 Smart 453 Fortwo Forfour coding/activating of features via DDT4ALL - Youtube
Coding of various features done with DDT4ALL! Enjoy! - Smart 453 Forum