はじめに
認証サーバーとして、KeyCloakを使い始めたのですが、
ネットに書いてある通りにやっても日本語化ができず、半ばあきらめていました。
ちょっとした落とし穴でしたが、他にも困っている方がいるかもしれないと思い記事にさせていただきました。
docker-composeでkeycloak構築
docker-compose.ymlファイルを作成し、以下をコピペ。
ただし、※の部分は自由に変更すること。(変えなくても動く)
version: '3'
volumes:
mysql_data:
driver: local
services:
mysql:
image: mysql:5.7
volumes:
- mysql_data:/var/lib/mysql
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: root ※
MYSQL_DATABASE: keycloak ※
MYSQL_USER: keycloak ※
MYSQL_PASSWORD: password ※
keycloak:
image: quay.io/keycloak/keycloak:legacy
environment:
DB_VENDOR: MYSQL
DB_ADDR: mysql
DB_DATABASE: keycloak ※ ↑のMYSQL_DATABASEに合わせる
DB_USER: keycloak ※ ↑のMYSQL_USERに合わせる
DB_PASSWORD: password ※ ↑のMYSQL_PASSWORDに合わせる
KEYCLOAK_USER: admin ※
KEYCLOAK_PASSWORD: password ※
ports:
- 8080:8080 ※
depends_on:
- mysql
$ docker-compose up --build
日本語化
-
localhost:8080にアクセス(ポートは自分で決めたものに)
-
Administration Consoleを選択
-
docker-compose.ymlファイルで設定したユーザー名とパスワードで入る
-
Master
レルムのままRealm Settings
を開く -
Themes
タブより、Internationalization Enabled
をオンにし、Default Locale
をja
にする -
saveをしたら設定完了。
-
一度右上のメニューから
Manage account
に移動すると日本語化されている
落とし穴
自分の場合は先にレルムを作成し、そのレルムで設定を変更していました。
マスターの設定が優先されるのか、Masterレルムの言語設定を変えないと反映されない仕様でした。
意外と気が付けなかったので他にも落とし穴にはまっている人がいたらご参考に