概要
Nexus5 に新 OS の Android L をインストールしてみます。
いろんなサイト読んでみたのですが、
比較的細かいところがわかりにくいのでインストールするとともに、細かい作業ログとして残してみます。
Nexus5 にて USBデバッグ が出来る状態にする
操作
-
設定 -> 端末情報
のビルド番号
を連続で7回タップしまくる -
設定 -> 開発者向けオプション -> USBデバッグ
をON
-
設定 -> ? ->
端末接続時にMTPモード
にチェック入ってるのをはずしておく- ついでに両方チェックされてない事を確認する
参考
- http://androidlover.net/smartphone/nexus-five/nexus5-developer-options-usb-debug-on.html
- http://t-f-android.hatenablog.com/entry/2013/11/16/204711
Mac にて Android SDK をインストールする
以下からダウンロードして解凍しておく
ターミナル と ファインダー で SDK インストール作業
$ mkdir ~/eclipse/
$ mv ~/Downloads/adt-bundle-mac-x86_64-20140702 ~/eclipse/
以下のサイトの通りインストールする
http://techfun.cc/android/mac-android-sdk-install.html
ダウンロードフォルダ -> sdk -> tools -> android
で開きますが、この時ダブルクリックしても開かない場合があるので、右クリック -> 開く
で開くことができます。
Android SDK Manager が開くので必要そうなの適当にインストール
正直 Android 開発したことないので、どれインストールすべきかハッキリわかってませんが、
以下のものをインストールしておけば十分そうです。
- Tools
- Android SDK Tools (多分これがほしい)
- Android SDK Platform-tools (多分これがほしい)
- Android SDK Build-tools Rev.20
- Android L 全部
- Android 4.4W 全部
これを Install packages...
でインストール。
インストール時に規約の同意を求められるので、バージョン選択・同意後、インストール
この作業は5分〜10分くらいで完了します。
ターミナル
まず SDK ツールのパスを通します
$ vi ~/.zshrc
自分のシェルの環境設定ファイルに以下の二行を追記してください
※僕の場合、zsh
を使ってるので ~/.zshrc
で編集してます。
export PATH="$PATH:/SDKのフォルダ/sdk/tools"
export PATH="$PATH:/SDKのフォルダ/sdk/platform-tools"
SDK のフォルダは、僕の場合 /User/ma3tk/eclipse/
になるので、
export PATH="$PATH:/User/ma3tk/eclipse/sdk/tools"
export PATH="$PATH:/User/ma3tk/eclipse/sdk/platform-tools"
といった形になります。
追記したら、
source ~/.zshrc
環境再読み込み。
これで SDK のインストールは完了です。
Nexus5 の ブートローダー アンロック
環境がきちんと設定されてることが前提で、
ブートローダーというものをアンロックします。
端末の接続
まず、Nexus5 を USB ケーブルで接続し、
デバッグモード
で接続ができてることを確認して下さい。
再起動
実際にインストールする作業に移っていきます。
$ adb reboot bootloader
上記コマンドで端末が再起動します。
adb command not found
等と出る場合は パスが通ってないので、~/.zshrc
を再確認して下さい。
ロック解除
再起動が確認できたら、ロックを解除します。
※下記コマンドにより保証が受けられなくなる可能性が非常に高いため、必ず自己責任で実行してください。
$ fastboot oem unlock
端末(nexus5)で本当にこの処理をやっていいかどうかの選択求められます。
ハードの音量ボタンの上下と電源ボタンで選択(決定)してください。
※ちなみにここでキーボードの上下操作しても何も起こらないので注意。
上記が問題なく終了すれば ブートローダーのアンロック作業は完了です。
Android L を Nexus5 端末 にインストールする
※Nexus5 内のデータが真っさらになりますので、必要な情報のバックアップ、アカウントの引き継ぎ、写真データ等には十分注意してください。
以下をダウンロードして解凍しておく
インストール
ターミナルにて、
$ cd ~/Downloads/hammerhead-lpv79
$ ./flash-all.sh
でしばらく待つと インストールが完了します。
あとがき
インストール作業自体は簡単なのですが、 Android 開発環境構築が大変でした。
SDK の環境構築は比較的わかりにくいので、色々なサイトを参考にしながらやってみてください。