結論
$ sudo apt install wireguard-tools
$ cat << _EOT_ | sudo tee /etc/wireguard/wg0.conf
[Interface]
PrivateKey = <Get from WireGuard VPN Server>
Address = <Get from WireGuard VPN Server>
[Peer]
PublicKey = <Get from WireGuard VPN Server>
AllowedIPs = <Get from WireGuard VPN Server>
Endpoint = <Get from WireGuard VPN Server>
_EOT_
$ sudo systemctl enable --now wg-quick@wg0
解説
WireGuard は UDP ベースのモダンな VPN 実装です。Raspberry Pi でも使えます。
Raspberry Pi OS には wireguard-dkms
と wireguard-tools
という2つのパッケージがあります。Raspberry Pi を WireGuard クライアントとして使うなら wireguard-tools
(ユーザーランド実装) で十分です。
設定を /etc/wireguard/wg0.conf
として作ったら、後は systemd にて起動します。再起動時の自動起動も行ってくれます。
ちなみに systemctl enable
時の @wg0
は /etc/wireguard/wg0.conf
のファイル名と対応しています。 @wg1
なら wg1.conf
です。複数セッションも管理できそうです(未確認)。
あとがき
"Raspberry Pi WireGuard" でググると、Raspberry Pi を WireGuard サーバーにする話ばかりで、クライアントとして構成する話が意外にも無かったので。
EoT