23
23

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Vue.jsでSPAなBingoカードアプリを作ってみてわかったこと

Posted at

背景

SORACOM UserGroup Tokyo #5の企画としてビンゴにしようっ!て事になったのですが、手軽なビンゴシステムが無かったので「フロントエンジニアとしてもコードが書けるんだぞっ」ということを証明するためにも、とりあえず作ってみました

BINGO.png

材料

vue-routerは、Vue.jsでSPAなアプリケーション作るのに必須
vuexは、シード値(後述)やシートの配列、選択状況の状態を保持するために使用
vuex-persistedstateは、vuexの状態をLocalStorageに保存して途中中断(ブラウザ閉じじゃった・リロード)に対しての堅牢性向上のために使用
Underscore.jsは、samplerangezip 等、主に2次元配列の操作に使用
seedrandomは、同じシードなら同じ乱数が返却されるようにするために使用
spectre.cssは、軽量なCSSフレームワーク
animate.cssは、タップした時の「ぼよん」アニメーションで使用

構成

基本的には vuex にビンゴカードの状態を記録させておき、状態変化をトリガーに表示を変更するという、いわゆるリアクティブな構成となっています

手順

vue-cliを使ってベースのscaffoldを作り、それに肉付けします
メインで編集するのは src/ ディレクトリの中身になります

$ npm install -g vue-cli
$ vue init webpack bingocard-spa
$ cd bingocard-spa
$ npm install underscore --save
... (各ライブラリインストール)

ポイント

vuex の mutation 内で状態(変数)を書き換えても、状態が変化しない場合がある

プリミティブな変数は代入演算子で状態(変数)の変更をするとリアクティブにビューが更新されるのに、配列やオブジェクト(ハッシュ)はビューが更新されない場合がある

一般的な例とダメな時、それに対応する方法を記載しておきます

vuex/store.js
const mutations = {
  generateCase: (state, payload) => {
    state.hoge = 10  // 一般的にはこのケース。プリミティブな変数の状態変更でリアクティブにビューが更新される
  },
  ngCase: (state, payload) => {
    var r = payload['r']
    var c = payload['c']
    var v = payload['v']
    state.selection.map[r][c] = v // v を代入して状態を書き換えたのにビューが更新されない
  },
  okCase: (state, payload)
    var r = payload['r']
    var c = payload['c']
    var v = payload['v']
    Vue.set(state.selection.map[r], c, v) // Vue.set を使って書き換えるのが正解 
  }
}

ちゃんとドキュメントに書いてありました
配列やオブジェクト(ハッシュ)は、直接書き換えてはダメだったんですね。ムズカシイ

vuex-persistedstateは便利

組み込むだけでvuexの状態をLocalStorageに保存してくれます。もちろん状態が更新された瞬間にLocalStorageも更新してくれるほか、ページのロード時における状態のリストアも自動です

ブラウザのクローズやリロードにとても強くなります

組み込み方法

vuex/store.js
import createPersistedState from 'vuex-persistedstate'

const store = new Vuex.Store({
  ...
  plugins: [createPersistedState()]
})

デプロイ

今回のためだけにrootディレクトリを消費するのも気が引けたため、サブディレクトリを作ってデプロイしました

  1. config/index.jsbuild における assetsPublicPath/subdir にすると http://hostname/subdir で動くようになります
  2. /static は rootディレクトリに置く必要があります

デプロイ先

GitHub Pagesがいちばん手っ取り早かったです

$ cd bingocard-spa
$ npm run build
$ cp -rp dist/ /any/USERNAME.github.io/subdir/
$ cd /any/USERNAME.github.io/subdir/
$ ln -s subdir/static .
$ git add --all
$ git commit -m "any"
$ git push

ちなみにAmazon S3は / を index.html にマッピングする方法がすぐにわかりませんでした。それができればS3でも簡単にデプロイできます

イマイチわかって無いところ

CSSライブラリの読み込み方

結局 /static/ にダウンロードしてから index.htmlの <link> タグで直接読み込んでしまった

結局わかったこと

フロントエンジニア、無理だわ。

23
23
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
23
23

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?