カスタマイズすれば作業効率が上がるのはわかってるけれど、面倒だなと思うのがコマンドプロンプト。みなさん、どうされてますか?
Rust で書かれたプロンプトが Starship です。インストールも楽々。
curl -fsSL https://starship.rs/install.sh | sh
echo 'eval "$(starship init bash)"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
で、プロンプトがなかなかイケてる感じに変貌します。
対応シェルは Bash / Zsh / Powershell / Ion / Fish になっているのもいいのですが、インストール先が /usr/local/bin/
なのです。これを変えたいというのが今回の話。
論よりコード
$HOME/.local/bin/
にする場合は以下のようにします。
curl -fsSL https://starship.rs/install.sh | sh /dev/stdin -f -b $HOME/.local/bin
-
-f
は y/N ダイアログをキャンセルしてインストール。 -
-b
がインストール先ディレクトリの指定です。
ポイントは curl からの出力を /dev/stdin
としているところです。 bash は -
だとファイル名として認識してくれないので、そのあとの引数も渡りません。
/dev/stdin
で bash には「実行ファイル名」として渡しつつ、標準入力として利用できるようになります。
あとがき
WSL2 の設定をした時のメモです。
参照情報
EoT