ブラウザ操作ツール「Browser Use」から CLI 2.0 がリリースされました。
https://x.com/browser_use/status/2035081807209931153
AI エージェントからのブラウザ操作と言えば、Playwright MCP とかがありましたが、いよいよ CLI だけで済むようになったということですね。
Claude Code から「●●を開いて」「スクショ撮って」といった操作ができるところまで、手順を残しておきます(もはや自分のため)
ゴールと前提
ゴール: Claude Code から「●●を開いて」「スクショ撮って」を行える
- Claude Code と Browser Use CLI は WSL2 上で動作
- ブラウザはホスト(Windows)側で動作
- Claude Code --(Bash)--> Browser Use CLI --(CDP)--> ブラウザという経路
前提:
- WSL2 上で Claude Code が動く環境があること
-
uvとnpxが動く環境があること- おすすめは mise-en-place 経由で
uvとnodeをインストールですかね。Claude Code も mise で入れられます。
- おすすめは mise-en-place 経由で
注意点:
Browser Use CLI(というか WSL2)とホスト側のブラウザ間の IP 通信は WSL2 のミラーモードネットワークを使います。なので Windows 11 22H2 以降が必須です。でない場合は、WSL2 とブラウザ間の通信をなんとか確保してください(ミラーモードじゃなくても IP 通信さえできればなんとかなるけど、そこは調べてくださいな)。
手順
全体の流れ:
- WSL2 のミラーモードネットワークを有効化
- Browser Use CLI をインストール
- Claude Code プロジェクトに
SKILL.mdを配置 - Chromium ベースブラウザを
--remote-debugging-port付きで起動 - Claude Code から使う
以下、要点だけ(詳細は調べて)
WSL2 のミラーモードネットワークを有効化
ホスト側(Windows) 側での操作:
[wsl2]
networkingMode=mirrored
wsl --shutdown
Browser Use CLI をインストール
WSL2 側(例えば Ubuntu)での操作:
One-Line Install (Recommended)に従うのが一番確実です。
ちなみに: インストール先は以下二つのディレクトリと ~/.(ba|z)shrc の編集です
~/.browser-use-env/~/.browser-use/
アンインストールはこれらの削除と、~/.(ba|z)shrc に加えられた PATH 部分の削除です。
Claude Code プロジェクトに SKILL.md を配置
この作業は、Claude Code プロジェクト(= 作業ディレクトリ) 毎に行います
cd CLAUDE_CODE_PROJECT/
npx skills add https://github.com/browser-use/browser-use --skill browser-use
参考までに npx skills add ... では以下のように聞かれます。
◆ Installation scope
│ ● Project (Install in current directory (committed with your project))
│ ○ Global
◆ Installation method
│ ● Symlink (Recommended) (Single source of truth, easy updates)
│ ○ Copy to all agents
npx を使わず SKILL.md を配置する
npx は実のところ この SKILL.md を .agents/skills/browser-use/ と .claude/skills/browser-use/ に置いてるだけです。
そのため、以下のように curl で直接ダウンロードしても同じです。
cd CLAUDE_CODE_PROJECT/
mkdir -p .claude/skills/browser-use/
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/browser-use/browser-use/refs/heads/main/skills/browser-use/SKILL.md > .claude/skills/browser-use/SKILL.md
mkdir -p .agents/skills/browser-use/
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/browser-use/browser-use/refs/heads/main/skills/browser-use/SKILL.md > .agents/skills/browser-use/SKILL.md
Chromium ベースブラウザを --remote-debugging-port 付きで起動
例として MSEdge を対象にします。
--remote-debugging-port=9222 をつけて起動するのがポイントです。また、既存環境を壊さないとか認証情報とか気になるので --user-data-dir で別環境を作るのを強くお勧めします。
"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --remote-debugging-port=9222 --user-data-dir=%USERPROFILE%\edge-cdp-profile
Start-Process msedge -ArgumentList "--remote-debugging-port=9222", "--user-data-dir=$env:USERPROFILE\edge-cdp-profile"
ショートカットアイコンを作りたければ、cmd.exe のコマンドラインをリンク先に書きましょう
※ %USERPROFILE% が動かないかもしれないから、書き換える(未確認)
立ち上げたら WSL2 側から接続を確認しましょう
$ curl localhost:9222/json/version
{
"Browser": "Edg/146.0.3856.62",
"Protocol-Version": "1.3",
"User-Agent": "Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/146.0.0.0 Safari/537.36 Edg/146.0.0.0",
"V8-Version": "14.6.22.7",
"WebKit-Version": "537.36 (@f2c63c965af6e83261f6df9c431217c8dbb3573e)",
"webSocketDebuggerUrl": "ws://localhost:9222/devtools/browser/b0886606-d5eb-4633-bd4e-541a37f2f68c"
}
Claude Code から使う
Claude Code よりも先にブラウザを立ち上げておきましょう。
以上のように Claude Code から
- ●●を開いて
- スクリーンショットを撮って、デスクトップへ保存して
- ページの記事一覧の先頭は何?
といった指示ができるようになります。
ブラウザを閉じても、なんどもなんども立ち上がってくる!
ブラウザの閉じるボタンを押しても、何度も何度も立ち上がってきて「ブラクラかよ!」って思うこともありますが、これは browser-use のアーキテクチャーのせいです。
まず対処は browser-use close を実行することです
- Claude Code で「ブラウザを閉じて」等の指示をする (と実行される)
- 別ターミナルから
browser-use closeを実行する
このコマンド実行時にはブラウザは閉じません(後述)が、これで、ブラウザの閉じるボタンを押したら閉じます。
browser-use は初回起動時に常駐します。このプロセスがブラウザと CDP 通信するんですが、ブラウザが不用意な操作で閉じられちゃってもリスポーン(復活)するようになってるらしいです。
browser-use close はこのリスポーン終了をするコマンドのようです。
(全体的に未確認だけど、ほぼ合ってると思う)
あとがき
MCPさんェ...
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