※ Hyper Terminal の話じゃないんだからね!
ついに Windows Terminal 1.0 が出ました ね、嬉しい限りです!
2020年5月現在の Windows Terminal のカスタマイズや普段使いをするために必要な情報が得られた情報源をピックアップしておきます。
settings.json
のリファレンス
Settings.json Documentation
ここが設定項目のすべてとなります。
編集方法は Editing Windows Terminal JSON Settings をご覧ください。
※ profiles.json
から settings.json
にファイル名が変わっています。
settings.json
の格納フォルダ
settings.json
は
%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe\LocalState\
に保存されています。
start %LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.WindowsTerminal_8wekyb3d8bbwe\LocalState\
で一発で開けます。
情報源: Editing Windows Terminal JSON Settings
カスタマイズのポイント
"profiles"
の中の "defaults"
が各プロファイルの基になります。フォントサイズ等共通的な内容はここに記載して、差分を作るのが楽でしょう。
情報源: Default settings
個人的に設定した内容
- Globals
-
"alwaysShowTabs"
: false と"showTabsInTitlebar"
: false // 1枚の時はタブが無くてもいいじゃない。 -
"copyOnSelect"
: true // テキストを選択した瞬間にコピー完了、便利。 - "profiles": {
- "defaults": {
-
"cursorShape"
:"vintage"
// カーソル形状はこれが好き。 -
"padding"
:"12, 12, 12, 12"
// 標準(8) より少し大きめの余白があると選択しやすくなる。
-
- "defaults": {
-
WSL 上での $HOME をstartingDirectory にする方法
例えば ディストリビューション名が Ubuntu-20.04 で、その中で利用するユーザ名が ubuntu-user だったら以下のように設定します。
{
"name": "Ubuntu-20.04",
"commandline" : "wsl -d Ubuntu-20.04",
"startingDirectory" : "//wsl$/Ubuntu-20.04/home/ubuntu-user",
}
ディストリビューション名は wsl.exe -l
で得られます。
情報源: Setting the startingDirectory of WSL Profiles to ~
※ commandline に wsl -d ~ DistroName
と ~
を使う方法は Obsolete のようです。
OneDrive とシンボリックリンクを利用して複数 PC 間で settings.json を同期する方法
Windows Terminal の設定(settings.json)を複数の PC で共有する方法 (OneDrive の場合) に移動しました。
おわりに
WSL2 早く来い。
EoT