AWS S3 に kintone の特定アプリの全レコードを定期バッチで自動バックアップが可能になるシステムです。
お客様のAWS S3バケットにkitoneレコードを保存するため、Amazon Athena や Amazon QuickSight を活用した分析ツールの構築、もしくは Amazon SageMaker を使用して機械学習にデータを学習させて何かしらのインサイトや予測をすることも可能です。
販売サイトは下記です。
https://productstore.systemreach.co.jp/
AWS S3バックアップサービス for kintone の購入ページは下記です。
https://productstore.systemreach.co.jp/aws-s3%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9
使い方
※システムを構築する際にIAMユーザーをご共有いただく必要がございます。下記の流れはシステム構築完了後、お客様でバックアップの設定をして実際にバックアップデータを確認する流れとなります。
①バックアップの定期実行を EventBridge で設定する。
バックアップ対象となるkintone アプリIDを指定します。
※複数のEventBridgeを設定することで、複数のkintoneアプリをバックアップ対象にすることが可能です。
スケジュールパターン:「特定の時刻 (毎月第 1 月曜日の午前 8 時 (PST) など) に実行されるきめ細かいスケジュール」を選択
cron式:cron(0 14 ? * Mon-Fri *) ← 「毎週月曜日〜金曜日の23時に開始する」という式です。
以後 10 回のトリガー日:ローカルタイムゾーンを選択。(東京リージョンの場合は日本時間での直近10回分のスケジュールが表示されます。)
※上記設定内容は一例に過ぎませんので、運用に合わせてご自由に設定可能です。
※cron式についてはこちらを参照してください。
※rate式に伝はこちらを参照してください。
②バックアップされたファイルを S3 で確認する。
※JSONファイルのデータ形式は kintone REST API でレコード取得した場合と同じ形式になっております。
サービスの特徴
kintone のデータを AWS S3 にバックアップできるだけでなく、S3に保存されたデータを活用してBIツールを構築したり、機械学習を用いたインサイト(洞察)を得たり予測を行ったりすることが可能です。
AWSには数多くのサービスを備えており、S3のデータとシームレスに連携をすることが可能です。
そのため、kintone に溜め込んだデータを2次活用することで、ビジネスに役立つツールの構築やビジネス判断に役立てることが可能です。
応用例
- Amazon Athena を使用して対話的なクエリを実行することが可能です。
- Amazon RedShift を使用してデータに直接クエリを実行したり、大規模なデータ分析が可能です。
- Amazon QuickSight と連携することで、グラフ化等でデータを可視化してBIツールを構築することが可能です。
- Amazon QuickSight ML Insights を使用して、簡単に隠れたトレンドや異常値を発見し、主なビジネス要因を特定し、強力な仮説分析と予測が可能です。
- Amazon SageMaker を利用してデータから何かしらのインサイト(洞察)を得たり、予測をすることが可能です。
最後に
kintone と AWS の連携により、データを有効活用することが可能です。
また、AWS環境はお客様の環境となりますので、S3に連携したデータは自由に利用可能です。AWSの他のサービスと連携することはもちろん、AWS外のサービスとの連携なども可能でございます。(そういったご要望も弊社は受け付けておりますので、先下部に記載の「販売サイト」よりお問い合わせください。)
サービス自体は買い切りで20万円(+税)のみとなっておりますので、S3バックアップシステムを自社で構築する場合や、外注をする場合よりもかなり安価に利用することが可能でございます。
また、AWSのサーバー費用は負担する必要がありますが、サーバーレス構成となっておりますので、AWSの利用料は無料もしくはかなり低額で利用可能でございます。