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10年間パチンコ店で働いた私が、未経験からインフラエンジニアになった話

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10年間パチンコ店で働いた私が、未経験からインフラエンジニアになった話

はじめに

はじめまして。

現在はSES企業でインフラエンジニアとして働き、AWS環境の保守業務に携わっています。

実は、IT業界へ入る前の私は約10年間パチンコ店で働いていました。

店舗責任者の1人として、店舗運営やスタッフ教育、売上管理、クレーム対応など、店舗全体を支える仕事をしていました。

仕事自体は嫌いではありませんでした。

お客様から感謝されることもあり、スタッフの成長を近くで見られることにもやりがいを感じていました

しかし一方で、

  • 長時間労働
  • サービス残業
  • 不規則な勤務
  • 将来への漠然とした不安

こうした環境が当たり前になっていました。

「このまま10年後も同じ働き方を続けられるだろうか。」

そう考えるようになったことが、転職を考え始めたきっかけです。

この記事では、異業種から未経験でインフラエンジニアになった私が感じたことを書いていきます。

これからIT業界を目指す方の参考になれば嬉しいです


転職を決意した理由

転職理由はシンプルです。

このまま働き続ける未来が想像できなかったからです。

パチンコ店では約10年間勤務し、店舗責任者の1人として店舗運営に携わっていました。

仕事にはやりがいがありましたし、一緒に働く仲間にも恵まれていました。

ですが、働き方は決して楽ではありませんでした。

繁忙期には8時間以上ほとんど休憩を取れず、店内を走り回ることもありました。

お客様対応では、時には感情的になっている方への対応が必要になることもあり、精神的な負担を感じる場面も少なくありませんでした。

また、閉店後の業務が長引き、深夜3時頃に退勤したにもかかわらず、翌朝7時30分には出勤していたこともあります。

さらに、18時30分以降はサービス残業になることもあり、「これが当たり前」という環境でした。

当時は若さもあり、「仕事だから仕方ない」と思っていました。

しかし30代を迎えた頃、

「この働き方をあと10年続けられるだろうか。」

という思いが強くなりました。

将来を考えたときに、手に職を付け、長く働ける仕事に就きたい。

そう考え、IT業界への転職を決意しました。

なぜインフラエンジニアを選んだのか

正直に言うと、

最初からインフラエンジニアになりたかったわけではありません。

プログラマーも考えました。

Web業界も調べました。

その中で興味を持ったのが、

システムを支える仕事

であるインフラエンジニアでした。

普段何気なく使っているサービスも、

サーバー

ネットワーク

クラウド

これらが正常に動いているから利用できます。

目立つ仕事ではありませんが、

「当たり前を支える仕事」

という部分に魅力を感じました。


勉強期間は、ほぼゼロでした

「どのくらい勉強して転職しましたか?」

これはよく聞かれる質問です。

私の場合、

ほぼ勉強期間はありませんでした。

もちろん最低限の知識は調べました。

ですが、

「資格を何個も取得してから転職した」

というわけではありません。

転職してから勉強することの方が圧倒的に多かったです。

「もっと勉強しておけば良かった」

と思うこともあります。

それでも、

転職してから本気で学ぶ

という選択は間違っていなかったと感じています。


最初にぶつかった壁

入社して一番驚いたことがあります。

それは、

「何も分からない。」

ということです。

いや、

もっと正確に言うと、

「調べ方すら分からない。」

という状態でした。

例えば、

資料を読んでも、

知らない単語ばかり。

エラーが出ても、

何を意味しているのか分からない。

ネットで調べても、

説明に書いてある単語の意味が分からない。

つまり、

単語を調べるために、また別の単語を調べる。

その繰り返しでした。

経験者なら10分で終わる調査に、

私は何時間もかかっていました。

「向いていないのかもしれない。」

そう思った日もあります。

でも、

今思えば、

未経験なら当然だったとも思います。


少しずつ成長を実感できるようになった

最初の頃は、毎日が勉強でした。

分からないことがあるたびに調べる。

それでも分からなければ先輩に聞く。

教えてもらった内容をメモして、次は自分でできるようにする。

この繰り返しです。

すると、不思議なことに少しずつ景色が変わってきました。

昨日まで意味が分からなかった単語が理解できるようになる。

AWSの構成図を見ても何が書いてあるのか分からなかった自分が、少しずつ全体像を理解できるようになる。

以前は先輩に聞いていた作業を、自分一人で進められるようになる。

劇的な成長ではありません。

でも、その「昨日の自分より少し前に進めた」という感覚が、とても嬉しかったことを覚えています。

インフラエンジニアになって一番良かったと思うことは、この成長が目に見えることです。

努力した分だけ、できることが増えていく。

それが今でも仕事を続けるモチベーションになっています。


パチンコ店での経験は無駄ではなかった

転職する前は、正直こう思っていました。

「パチンコ店で働いていた経験なんて、IT業界では役に立たないだろう。」

ですが、実際に働き始めると、その考えは間違っていました。

店舗責任者の1人として働いていた頃は、

  • スタッフへの指示や教育
  • お客様対応
  • トラブル対応
  • 売上管理
  • 優先順位を考えながらの店舗運営

など、多くの経験を積んできました。

技術的な知識とは関係ありませんが、これらの経験は今でも活きています。

例えば、障害が発生したとき。

焦ってしまうと、判断を誤る可能性があります。

そんなときこそ、前職で培った「まず状況を整理して落ち着いて対応する」という考え方が役立っています。

また、分からないことを先輩へ質問するときも、「相手に伝わるように整理して話す力」は前職で身についたものだと感じています。

もちろん、技術はゼロから学び直す必要があります。

ですが、社会人として積み重ねてきた経験までゼロになるわけではありません。

異業種だからといって、自分のこれまでの経験を否定する必要はないと、この転職を通して感じました。


未経験だからこそ伝えたいこと

もしこの記事を読んでいる方の中に、

「IT業界へ転職したいけど、自分には無理かもしれない。」

そう思っている方がいるなら、昔の私もまったく同じでした。

ITの知識はありませんでした。

資格もほとんど持っていませんでした。

専門用語も分かりませんでした。

それでも、一歩踏み出しました。

もちろん、楽ではありません。

毎日新しいことの連続です。

分からないことも、失敗することもあります。

でも、それは未経験なら当たり前です。

大切なのは、「分からない」で終わらせず、一つずつ理解していくことだと思います。

焦る必要はありません。

昨日より一つでも理解できることが増えれば、それは確実に前進しています。


おわりに

約10年間働いたパチンコ店を辞め、未経験からインフラエンジニアへ転職しました。

決して順風満帆ではありません。

今でも分からないことはたくさんあります。

ですが、それ以上に毎日少しずつ成長している実感があります。

異業種からIT業界へ挑戦することは、決して簡単ではありません。

それでも、「挑戦して良かった」と胸を張って言えます。

もし今、転職を迷っている方がいるなら、この記事が少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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