はじめに
私は、業務外でよくPythonでコードを書いているのですが、ログをファイルに出力するのにloggingライブラリを使用しています。
メモとしてloggingライブラリの書き方を残したいと思います。
loggingライブラリのインストール
pip install logging
・Python3の場合
pip3 install logging
loggingライブラリの宣言
import logging
ログの基本設定(ファイル名、ログレベルの設定)
logging.basicConfig(filename='log/log_0.log' level=logging.INFO)
・ファイル名の指定(相対パスでの指定)
filename=以降の部分は、どのディレクトリからpyファイルを動作させるかによって、書き方が変わります。相対パスを指定する際は、注意してください。
今回は、以下の条件の下、logフォルダのlog_0.logというファイルにログを書き込むよう設定しています。
[条件]
1. フォルダ「A」の中にlogフォルダとsrcフォルダを配置
2. Pyファイルを実行する場合は、一度「A」にcdでディレクトリを移動してから起動
・ログレベルの指定
logging.INFOを指定しています。
出力可能なログレベルは、INFO・WARNING・ERROR・CRITICALです。
ログの出力
import datetime
import logging
// 現在日時
// YYYY-MM-DD形式で出力
current_date = datetime.datetime.now().strftime('%Y-%m-%d')
logging.basicConfig(filename='log/log_0.log' level=logging.INFO)
logging.info(current_date + ' ' + 'ログレベル:INFO')
logging.warning(current_date + ' ' + 'ログレベル:WARNING')
logging.error(current_date + ' ' + 'ログレベル:ERROR')
logging.critical(current_date + ' ' + 'ログレベル:CRITICAL')
こんな感じでログが出る
INFO:root:2023-07-01 ログレベル:INFO
ERROR:root:2023-07-02 ログレベル:ERROR
以上、loggingライブラリ書き方メモでした。